「見えないもの」を大切に生きる。 生活と心を調える禅的思考のすすめ (幻冬舎単行本) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 紙で以前読んだ。

    とても良かった

    ひとは得てして、目に見える成果や目の前に見えている存在にとらわれて必要以上に頑張り過ぎたり、見栄を張ってしまうもの。

    それは人間らしさでもあり、本能というか、誰しもに備わっている欲求ではあるけれど、

    例えば、
    形はないけれど、言葉でなく全身で訴えてくるワンコの喜びや悲しみ。
    まず、心でこころを廻らせて、感じ合うこと。

    デジタルが当たり前にあるこの世界では、つい見えている世界がすべてだと思いがちで、わたし自身もつい、今ここにはいない海外のひとや誰かはどう感じるか、その声や気持ちを無視した狭い視野で、思考してしまうことが多々ありますが、折に触れて、本著を読み直して、目に見えない世界を想像する、想い合う時間をなるべく意識してつくろう、と
    改めて思いました。

    内容は昔に読んで忘れてしまったので、再読したらあとづけします。
    図書館に置いてもらえたらいいなぁ。
    ミヒャエルエンデとサンデクジュペリさんの作品とともに
    目には見えない大切なものシリーズで選書してほしい…

    禅的思考は、情報があふれていて、選択肢に迷う現代にこそ、必要な概念に思えます。
    久しぶりに京都に朝座禅ワークショップ参加したくなりました。

    (書籍情報:https://www.amazon.co.jp/dp/B0185AV9JC?th=1&psc=1&linkCode=ll1&tag=honnoakari-22&linkId=598cbbb6cf12295e7ccb01a56861e45a&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

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著者プロフィール

平井正修(ひらいしょうしゅう)
臨済宗国泰寺派全生庵住職。学習院大学法学部政治学科卒業。一九九〇年静岡県三島市龍澤寺専門道場入山。二〇〇一年同道場下山。二〇〇二年より中曽根元首相や安倍元首相などが参禅する全生庵の第七世住職に就任。全生庵にて坐禅会、写経会を開催。二〇一六年より日本大学危機管理学部客員教授。二〇一八年より大学院大学至善館特任教授。臨済宗国泰寺派教学部長。『心がみるみる晴れる 坐禅のすすめ』『花のように、生きる。』『「見えないもの」を大切に生きる。』『老いて、自由になる。』(以上すべて幻冬舎)、『山岡鉄舟修養訓』(致知出版社)、『忘れる力』(三笠書房)、『お坊さんにならう こころが調う 朝・昼・夜の習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『三つの毒を捨てなさい』(KADOKAWA)など著書多数。

「2023年 『悩むことは生きること 大人のための仏教塾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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