- Amazon.co.jp ・電子書籍 (131ページ)
感想・レビュー・書評
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読解力がないので、弟分目線の物語で兄貴と言っていたはずが、いつのまにか兄貴目線になっていて兄弟と書かれていたりどちらが話しているのか分かりづらかった。
表現が分かりづらいからページを戻って読んだりしたけどそのたびに萎えた。なのでストーリーが薄っぺらいような気がした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
集落の土着信仰をベースにした連作短編ホラー。どれも嫌な気分になるんだが、面白い。興味深い。
「そういうもの」として何も考えずに受け入れている土着信仰は沢山あると思うし、この話も絶対にないとは言えないんじゃないかって気持ちになった。いや、ないとは思うんだけど…。 -
民間伝承、怪奇伝説の短編集。
時系列は違うがある程度つながる。
面白いのだが、厚みに欠ける。
テーマは面白いので次作に期待。 -
青森の山奥の集落を舞台にしたホラー短編集です。なんだかよくわからないアンタッチャブルな存在が複数居て、主人公たちがそれぞれ奇妙な関わりかたをして翻弄されます。人間にはどうしようもない存在というあたり、クトゥルーっぽいですかね。中途半端なもやっとした結末で、イマイチ好きになれないです。唯一、猿とのディープキスのシーンだけは秀逸。
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ひとつの集落をテーマにした短編集。
かなり読みやすく美しい田舎の情景が浮かぶような文章。
そしてなんとも言えない忌まわしい雰囲気が満ちている一冊。
思い出して読みたくなる時が来ると思う。 -
時系列がバラバラで読んでいるうちに、そのオトコあの話の人?など繋がっていく感じが面白かったです。
全ての話のオチが若干弱いかなぁ、めちゃくちゃ怖いでは無く、おぉ怖。となるお話でした -
土着信仰と村の因習系ホラー短編集。
若干落ちが弱い。 -
因習系ホラー。わりと好きだけど、もう少し一つずつの話を掘り下げて考察するドキドキが欲しかった。
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すらすらと読み易いボリュームの短編集だが、内容が繋がっている事に最後に気づいた。ホラーとしての恐怖感や不気味さが上手く表現されていて、著者の計算された内容構成に敬意を表するレベルだ。
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どの話も明確なオチは無いが、不気味な世界観と設定が面白く、ページ数も少なくサクッと読めた。『近畿地方のある場所について』に似ているとお勧めされ読んだが、また全然違った感じだった。設定や世界観がとても好きなので、これらを解明するような深掘りした続編が読みたい。
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猿の話が一番ゾワゾワした。
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どんどん読み進めちゃう。
ゾクゾクしたーーー!! -
(Prime Readingにてレンタル)
青森の田舎に伝わる「人ならざるもの」に纏る短篇集。
然程怖い訳じゃないけれど、どの話も尻切れ蜻蛉で据わりの悪い感じが、如何にも伝誦系ホラーっぽくて気に入りました。 -
時系列がバラバラだけど読み進んでいくとどんどんハマってしまった
閉塞的な田舎社会で育まれる土着信仰は数多くあるが、こんな形で続いていくとは思わなかった
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THE田舎!!
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それぞれの話が独立しているホラー短編集ではなく、短編連作だった。閉鎖的な村から生まれたある男。とある土着の儀式を経た彼をアル中の男、ヤクザの舎弟、そして彼を生んだ母親の語りを通して見ていく。最初は少しだけだったある男の断片が、話を追うごとにわかり始める。2話目でどういう男なのか、最終話で生まれた時から移り住むまでの話。最終話はなぜ彼がこのようになってしまったのかを彼の母親を通して知った。
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薄暗い田舎の因習をテーマにした連作短編最後の話が大変好み。
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とある山村の集落に伝わる因習に纏わる連作短編集。
この作家さんを存じ上げず、偶々KindleUnlimitedで見かけて読んでみたのですが、当たりでした。
湿度の高い暗さだけでなく、哀切さを感じる4つの物語。後味が悪い物語OKな人にお薦め。