ナイトクローラー [Blu-ray]

監督 : ダン・ギルロイ 
出演 : ジェイク・ギレンホール  レネ・ルッソ  リズ・アーメッド  ビル・パクストン 
  • ギャガ
3.63
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  • (32)
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  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 159
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4589921402248

感想・レビュー・書評

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  • サイコパスがパパラッチになって、自ら起こす事件をスクープしていく話、、、なのかなと思っていたら、ただの(?)サイコパスのサクセスストーリー。人間どんな才能があって、その才能をどう活かすかは誰にも分からないんだなーってことを思い知らされる。面白かった。

  • 怪演、というべきだろうか(笑)
    ジェイク・ギレンボーンのはまり役だろうな
    マイインターンのフィオナさんが テレビの女性ディレクター役で。
    個性の強烈さだけで引っ張る作品ではあるが
    何とも歪な、でもいてそうな造形が一番の見どころ。

  • 倫理観の欠如と高いプライド、いわゆるサイコパスの主人公をジェイク・ギレンホールが演じている。
    ジェイク・ギレンホールの演技は終始、不気味で冷徹。画面越しでは心のうちで他人を支配したい欲望は見え隠れするが、対面でうそをついて騙そうとするときの感情の抑制が自然で、自然すぎて第三者の観客からの視点だと不快なインパクトがうまれる。
    「お前の問題は人間を理解していないことだ」指摘に対して「わかっていないんじゃなく人間が嫌いなのだとしたら?」という冷静な返しはシビれた。主人公の高慢で計算高く負けず嫌いな性格を、見事に凝縮したセリフだと思う。
    ここまで振り切って不快なサイコパスを演じられると、物語が進むにつれて逆転現象がおきて、ある種の爽快感さえ覚えるから不思議だ。

  • 最初はお金に困りただ必死な印象だった主人公が、後半に進めば進むほど顕著になる自尊心の高さ。彼はスクープ映像を撮り始めた一番最初の動画から何の躊躇もなく流血している人を撮影していた。この仕事を始めてエスカレートしてソシオパスになった、というよりも最初からサイコパスだったのだと思う。元々サイコパス気質だった人が天職を見つけてしまった、そんな映画。恐ろしいのは彼自身よりも、周りの人々。客観的に見ている視聴者は彼が関わってはいけない人だと分かるが、身近にいると「まさかそこまでしないだろう」と思って接触し続けてしまう怖さ。最終的に洗脳されてしまった彼女は決して周りに流されやすいようなタイプではないし、むしろ真逆。相棒の彼も主人公のトーク術を自分のものに出来るほど学習能力が高かったと思うのに。目だけで狂気を表現しているジェイク・ギレンホールが凄い。

    敢えて主人公になんの報復もないラストが、彼の表面上取り繕って世の中を生き抜く上手さを際立たせている。それでもやっぱり後味はまるで良くない。

  • サイコ映画。

    事件現場のスクープ映像をテレビ局に売る主人公。
    悲惨な被害者の姿の映像を狙うという自身の目標が絶対的。物語が進むにつれ、良心の呵責にちらりとも苛まれない主人公の異常さが浮き彫りになっていく。

    ショッキングなシーンもあるが、実はラストの警察の尋問にも平然としているシーンこそが最も異常性が現れていると感じた。

    そして、テレビ局、我々視聴者こそが間接的に加担しているという事実がなんとも後味悪い。

    エンタメとしてだけでなく、マスコミ倫理、視聴者倫理の問題提起としても、いい一本。

  • スクープ映像を撮影しメディアに売るフリージャーナリストを描いた作品。説明では主人公を「社会病室者」サイコパスと明言されているので諦めもつくのだが、メディアから感じられる胸糞悪さの正体がわかるような内部が描かれていて辟易とする。他人の不幸で金を儲ける賎業とはこういうものだ。

  • 言うことなし。傑作。
    まったく幸福感の得られない作品だが。

  • 主人公の目が面白い。
    相方がうるさいので死んで良かった!

  • ジェイクギレンホールの闇にテレビスタッフの皆は呑まれてしまった。

  • 最後の最後で、寝落ち。
    見直せばいいものを、見ないほうがいいと直感。やめた。

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