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感想・レビュー・書評
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2012年12月日銀白川総裁に対して「落第」を通告した恩師の書。理由は、「デフレ対策の失敗」。
デフレは金融現象、ひとえにその責任は金融政策にある。
しかし日銀は己の責任回避のため、金融政策だけではデフレ脱却は出来ないと主張。さらには、リーマンショック後の景気対策においても、欧米が「金融緩和による為替安」で対処したのに対して、日本は逆に引き締めを行い、景気回復の機会を損なったとする。
2013年-「アベノミクス」は浜田宏一先生の教えの通り、異次元の金融緩和を断行したが、デフレ脱却は適わなかった。
2021年残ったのは、日銀の巨大なBS、そして国家債務
実験は終わった。しかし実験器具を片付けようとはいかない現実に誰が責任を負うのか。
CORONA戦争が始まったのでそれに紛れるということか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今この円安の時代からこの当時の書籍を読み返して見ると、果たしてリフレ派の主張は正しかったのか、検証が必要な時期だと思う。
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