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感想・レビュー・書評
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哲学は学ぶものではなく行うものである。
プラトンといえばソクラテス、アリストテレスとともに有名な哲学家です。
しかし、プラトン哲学というものがあるわけではありません。プラトンは人との対話の中で哲学を実践するものとしており、「ソクラテスの弁明」といった著書の中で語っていったのです。
「哲学は 、たんなる知識欲とか自己実現とか幸福追求といった営みではなく 、私が絶対者 、つまりすべてのものの根拠の前に立つという課題である 。この自覚に 、可能性が残されているのかもしれません 。そこでは 、 「魂 」や 「善い 、正しい 、美しい 」といった言葉を 、どこまで真実に語り得るのか 、私たち自身が試されます 。」※本著より抜粋
哲学は一人で完結するものではなく、言葉を用いてよりよく生きるために人と語り合い、実現していくものではないでしょうか。
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