- Amazon.co.jp ・電子書籍 (251ページ)
感想・レビュー・書評
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面白かった!特に300ページ以降、グッとくるものがありました。四つのお話が入っていて、それぞれ視点が異なります。すみっこごはんに集まる人々の内面が描かれていくので、読み進めていくうちにメンバーの皆が好きになってきます♪さて、明日はどんな明日にしようかな?
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6年前に途中まで読んでなぜかそのままになってた作品。ということで、もしかして合わなかった?などと思いながらも、もう一度最初から読むことに。結果は、よかった。本当に読んでよかった。最後は思わず涙。シリーズ化されてるようなので続きも読んでみようか。
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「きっとどんな人間も、この世界を体験するために産まれてくるのだ。」
「命は、輝いてつづいていく。食べている限り。」
連作小説。
誰もが抱える心の影にスポットがあてられ最後には柔らかく昇華されるやさしい読み心地のお話。 -
共同台所すみっこごはんに集まってくる人々を書いた話。
1話目はいじめにあってる女子高校生、2話は料理が苦手で女子力の低い会社員、3話はコンビニで働いているタイ人、ホストファミリーは美味しいご飯を作ってくれず、買ってきた惣菜ばかり。4話は区役所に勤める定年に近い男性、そして、すみっこごはんの成り立ち。どうして、誰が、誰のためにすみっこごはんを作ったか。優しい、温かい話ばかりで、サラッと読めるけど、心に響く話ばかり。 -
成田名璃子 著「東京すみっこごはん」、2015.8発行。一息に読み終えました。シリーズみたいで、とても楽しみです! 本書は登場人物の紹介という位置づけでいいでしょうかw。
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想像以上に面白かった!
タイトルから想像した通り「ごはんは、人間の源」という内容で、登場人物のそれぞれの視点、生活からの食に関するエピソードがあります。
後半に連れ、展開が複雑化していき(といっても、わかりやすい内容です)解き明かされる謎もあったり、物語の構成が上手くて面白いと思いました。
昔、自身も手間隙かけた愛情たっぷりのごはんで、励まされ元気になったのを思い出しました。
愛情(手間暇)をかけたごはんというのが、自分が思う以上に力を持っていると改めて感じ、人を元気づける時に作りたいと思いました。 -
おもしろかった。
好きな作品がまた増えた。
これ、現実にできないかと真剣に思う。でも、柿本さんほどのぶれない信念はないなぁ…
こんな居場所があったら、救われる人いるかもな。