静安寺の碑文 [Kindle]

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  • 2016年2月2日発売
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    今まさに、その近くに住んでいて、
    現在は静安公園になっている外国人墓地も身近な存在。
    彼がいた時とは街の様子はすさまじく変わっているけれど
    (本文でも10年で大分違うと書かれていたけれど)
    そこに住む人の根本はほぼ変わっていないという事実に
    ふふふ、と笑ってしまった。

    彼がこの中で描写する上海を訪れた時に感じたものや
    中国人というものについて(それは主に欧米との比較になるけれど。)
    まさに住みながら自分が感じていること。
    長文小説である「上海」も読みたいリストに追加予定。

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著者プロフィール

よこみつ・りいち
1898〜1947年、小説家。
福島県生まれ。早稲田大学中退。
菊池寛を知り、『文芸春秋』創刊に際し同人となり、
『日輪』『蠅』を発表、新進作家として知られ、
のちに川端康成らと『文芸時代』を創刊。
伝統的私小説とプロレタリア文学に対抗し、
新しい感覚的表現を主張、
〈新感覚派〉の代表的作家として活躍。
昭和22年(1947)歿、49才。
代表作に「日輪」「上海」「機械」「旅愁」など。



「2018年 『セレナード 横光利一 モダニズム幻想集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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