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- / ISBN・EAN: 4562227883669
感想・レビュー・書評
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パリ3区の遺産相続人
MY OLD LADY
(2014年 監督:イスラエル・ホロヴィッツ)
No.35 / 2o18詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いくら心に傷があろうと、人の家の家具を持ち出して売ったり、勝手にワインをガブ飲みしたりしながら悪態をつく初老の男に共感しません。クロエはこんな男と結ばれましたが、何度も結婚に失敗しているのは本人に理由があります。もっと、男を見る目を持って欲しいなぁ。余談ですが、パリは区の番号が若いほど高級と聞いていましたが、3区だと、外からは見えないけど、こんな立派なアパルトマンがあるんですね。
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自分の世界は、自分で作り出しているんだよ。
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2016/8/22 何だか想像してた内容じゃなかっただけじゃなく期待はずれな映画だった。
フランス特有な?ヴュアジュ?とかいう制度の知識もなく、父親の死によって遺産相続人が 相続したアパートを売ってしまおうとするが…ってストーリーなんだけど 情けない人過ぎて しかも問題提起されてることも のらりくらりと とにかく いい俳優さん出てるのに つまらない構成だった。 -
アメリカ、フランス、イギリス合作映画。
題名からしてフランス映画の匂いがプンプンしますが、出ている俳優は色々です。
父親から相続したパリの一等地にあるアパートを売り飛ばしてしまおうと遥々アメリカからやってきた主人公。
ところがアパートには92歳のご婦人が住んでおりビアジュと言うフランス独特の居住者優先停止条件付き物件で、そのご婦人が生きている限り売却出来ないどころか、
彼女に年金(ローン?)を払い続けなければいけない。
金に困っている主人公はそれでも売却の道を模索し、日々の糧の為にアパート内のアンティーク家具を勝手に売り飛ばし、ご婦人の娘の素行を調べて不倫を脅迫のネタにする。とんでもない主人公だが、ご婦人と亡くなった父親との関係が徐々に明らかになるにつれ主人公の複雑な生い立ちが明らかになってくる。
グレても已む無しの人生が明らかになっていくのだが、それで全てが正当化されるものでも無い。
鬱屈した男の人生と、ご婦人の娘の人生が(つまり同じように複雑な生い立ちなんだ。)交わる時に愛が生まれる。
なんかこの辺が唐突過ぎて付いていけないんですけど。ここで二人は出来ちゃうか~?
流石はフランス映画だとは思いましたけど。最後は売却も中止して娘さんと仲良く生きてゆくことを選択する主人公。普通のハッピーエンドでっせ?
いいのか?これで。ちょっと期待外れでした。エンドロールの後に2回も話が続くのは反則です。