白鯨との闘い ブルーレイ&DVDセット(2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
- ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4548967269604
感想・レビュー・書評
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2016/6/28 なかなか見応えある作品でした。
「白鯨」の著者 メルヴィルが 捕鯨エセックス号での漂流記を 実際に船に乗ってた者から詳しく聞き 本にするまでの話を体験談に基づいて映像化してゆく…漂流90日ってかなりの過酷なもので
目を伏せてしまうものもありましたが、それに
人間が酷い目に遭うのも辛いものありましたが、やはり 捕鯨シーンで クジラが血しぶきあげるのが 本当にかわいそうだった。鯨って つくづく 不思議な生き物だと思う。よく見たいのにその存在を見る事が出来ないような…。昔は鯨の油が高価だったり鯨の肉を売って食べたりしてたなぁと妙に不思議な気持ちにもなった。ラストで「土の中から油が出た」なんて驚きだと言ってたのが その時代 地を物語っていたなぁと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『タイタニック』を観たので、続けて航海に出たくなりましてこちらをチョイス。ベンちゃん出てるのに観てなかった!
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壮絶、とはこの事。事実はどんな小説の衝撃よりも、もっと衝撃的なもの。白鯨のモデルになった実際の事件。それなりに昔の出来事だから技術の未発達とか色々あるけど、結局のところ人間は自然には勝てないんだなって。
悪魔的な、所謂カンビュセスの籤をする必要すらある状況って普通の人生の中じゃ遭遇しないし、伝統的な捕鯨方法ってのはこんなにも過酷なものなのかと。いまはもう、この大金を生んだ捕鯨は、鯨油が石油に取って代わられて、なくなってしまったのも、なんというか、遣る瀬無さを助長させる一因なんだろうなと感じる。 -
昔の捕鯨の雰囲気がわかる。
後半は漂流記。 -
1850年代の捕鯨船が巨大な白鯨と遭遇。
当時の捕鯨の様子が伝わってくる。捕鯨とは石油なき時代の一攫千金、ゴールド・ラッシュだったのだ。
白鯨との戦闘は少ないが、鯨漁のシーンはどれも迫力満点。そこに人間ドラマもあり、映画として綺麗にまとまっている。
テレ東午後ロードが18年3月にこれを放送したのはインフニティウォーの予習の為ですよね。。。 -
猛威をふるう自然の前で人間は無力であり、鯨によって船を沈められた男たちはひらすら過酷な漂流生活を送る。そこには英雄など存在しなかった。この話を聞いたメルヴィルが「これじゃぁ小説にならねぇなぁ」と、フィクションとして「白鯨」を書いたというのがこの映画のお話。ちょっと変わってます。
映画としては、巨大モンスター映画と(オーソドックスな)海洋冒険映画とが上手いバランスでミックスしているなという印象。いかにも壮絶な死を遂げそうな主要人物がちゃんと生還してくれるので後味がよいです。