放送禁止 (角川ホラー文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 11
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感想・レビュー・書評

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  • レビューは未定。

    評価は3.5つ星です✩

  • とりあえず、なぜか新潮文庫の二冊目から読み始めてしまったのでw
    出てるシリーズを全部読もう!…、と。
    騙しているだろう部分がわかりやすく、答え合わせも大体当たってた。
    大どんでん返しって感じでなく、「やっぱり、そういうことねー。」…って、なった。
    最後の箇条書きを合わせて読み直したら、また面白かった。

  • 2023.09.16 読了。

    面白かった。
    映像版が観てみたい。

  • 「ストーカー地獄編」ネタバレ 難しい!
    「真実を重ねる事が必ずしも真実とは限らない」

    私も『放送禁止』シリーズのファンで1~6まで全部観ました!
    面白いですよね♪
    あの作品はドキュメンタリータッチに描かれた謎解き映像作品ですどのシリーズも必ず映像内にヒントがあります。
    このシリーズの良さはストーリー性・無名の役者が素人っぽく演じる事でリアリティがあるなどもありますが
    製作者側が映像内に散りばめられたバズルのピースを見つけられるか、いかに間違えずに組み合わせ
    答えに結び付けられるかです。
    このストーカーの回は、放送禁止の中でも、答えが分かりづらい中の1つでした。
    話はそれましたが、質問について解答します。

    まず、ヒントから書いて、その後に答えを書きます。
    出来たら、ヒントを基にご自信で映像見直して、答えを導き出して下さい。
    (パズルが組み合わさった時、背筋がゾクッってなります。)
    ヒント:

    ①ストーカーから送られた写真の裏の「覚えてますか?」「思い出して下さい!!!」「いつもそばにいます。」「思い出せ」メッセージは、[誰から]のぞみさんに向けてのメッセージなのか?
    ②裏撮りされてる写真の意味
    ③Aさん宅に仏壇の「Aさん・奥さん・子供・女性」の写真
    ④Aさんの子供が言った「新幹線がパパを殺した」の言葉
    ⑤妙に重なる3年前の出来事(のぞみさんがAさんと別れた・Aさんが自殺した・筒井さんがフリージャーナリストになった)
    ⑥のぞみさんが最後の言葉を発した後の「今の撮れました」の言葉、その時の筒井さんの表情
    ⑦最後、ストーカーと筒井さんが手を引っ張って逃げていったのはなぜか?

    ヒントはここまでです。これより先は、ネタバレなのでよかったら見て下さい。一瞬にして謎が解けます。
    出来れば、もう一度、見て下さい。

    ↓↓↓ネタバレ





    3年前、Aさんとのぞみさんが不倫だと知り別れた後、ストーカーしていたのは、Aさんではなく、のぞみさん。
    (②写真の裏撮りの理由。Aさんがストーカーという事実の裏→つまり逆でのぞみさんがストーカー)
    Aさんは自殺ではなく、故意による他殺。
    ③Aさんと筒井さんは、親友または血縁関係にある→仏壇の写真にAさんの3人家族と女性1人(筒井さん)が移っている。

    (※ここは私の推測)筒井さんは他殺だと知り、フリージャーナリストとして、3年前に復讐計画を企てた。
    そこで番組企画を作り、のぞみさんに接近。

    ①「思い出せ」「いつもそばにいます」などのメッセージは、筒井さんからのぞみさんへのメッセージ。

    のぞみさんは、自分でAさんを地下鉄ホームへ突き落として殺した。
    (④「新幹線が殺した。」新幹線→のぞみ :のぞみが殺したという製作者の隠れメッセージ)
    自己防衛で忘れてしまったのか・隠していたのか・分かりませんが、筒井さんがAさんが亡くなっていた事を知らせると発狂する。

    ⑥のぞみさんの「・・・・・」発言後、筒井さん「今の録れました」憎しみの表情。

    ⑦筒井さんの目的は、のぞみさんにAさんを殺したことを証言させたく、企画をうち、ストーカーも予め、雇ったか知り合いに頼んで
    数週間前からストーカーさせた。

    最後に手をつないでいくところからするともしかしたら、彼氏・友達か?

    つまり、口パクの部分の
    正確な言葉はわかりませんが

    のぞみさんの言葉は


    「Aさんは私が殺しました」です。
    が答えです。
    真実が見えましたでしょうか?

    他のシリーズでゾクってした作品は隣人トラブルのシリーズ4の回です。

    謎解きは一回で出来たのですが、謎が解けた瞬間背筋がゾクってなりました。
    もう見ているかも知れませんがもし、まだでしたら一度ご覧になって下さい。

    5人がナイス!しています

  • 概ね予想がつく結末だったのだが、楽しんだ。
    最後にヒントが書かれていて、そのヒントの意味が分からなくて検索した。『ね ね ね ね』とか、なぞなぞじゃん。

  • 面白いのだけれど、何となくテンポが悪く、ネタも最後まで読んでもスッキリしない。

  • 出版禁止が面白かったのでこちらも読んでみた。
    この作品は、深夜ドラマとして放送されていた「ある呪われた大家族」、「ストーカー地獄編」、「しじんの村」をもとに、その3作品をディレクターの取材メモという形で文章化した、フェイクルポタージュのような作品。

    ディレクターがカメラスタッフたちと取材を進めていくが、最終的にはその内容は放送禁止となってしまう。その理由は、一般的に納得できるものとして物語は終わるが、散りばめられた伏線のようなものを深読みすると、少しゾッとするような裏の結末に行き着く。そこから先は読者の想像に任せるというスタイルだ。

    作風が分かっていたため、登場人物の言動に注意を払いながら興味を保って読み進めることができ、特に最初の2作品は良かったと思う。

  • ★★★

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著者プロフィール

1966年大阪府生まれ。映像作家、小説家。深夜番組「放送禁止」を制作、熱狂的なファンを生む。監督として映画化し、上映。2014年、小説『出版禁止』がヒット。著作に『ゴーストシステム』『出版禁止』『掲載禁止』『東京二十三区女』『検索禁止』などがある。

「2023年 『恋愛禁止』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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