先生と私 (幻冬舎文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • とりわけ、著者の中学生時代の、自然に読書に熱中していく様子・環境を羨ましく思った。学習塾の講師の中には、彼の知的好奇心に応えられるだけの人物(国語教師と数学教師)が何人かいたのも幸運の一つだと思う。幼い頃から身近にあったキリスト教と社会主義、哲学に関わる考察も読んでいて面白い。北海道旅行の下りを読んで「塩狩峠」を読んでみたくなった。筆者の東欧・ソ連旅行記も読んでみたい。

著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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