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感想・レビュー・書評
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昨年夏に広島に旅行するにあたり手にした一冊。原爆供養塔にも行ったけれど、今はひっそりと、どちらかというと目立たない。この本を読まなければ、何も感じずに通り過ぎるところだった。
そもそも全てを一瞬にして消し去った原爆の死者を、70年も経って辿って行くというのは、最初からほとんど成果の期待できない作業ではあるものの、筆者はやらずにはいられなかったのであろう。そして、大切なのは結果ではなく、その過程の中で原爆や戦争の真実を明らかにすること、真実を知ることを諦めてしまっていた人々に光を与えることなのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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