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- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
感想・レビュー・書評
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『人間を取り巻く環境は他のすべての生命を取り巻く環境とはまったく違っている。人間は精神力によっておのれの環境をまずつくりあげた。ところがあとになると、環境はおいそれとは変えられないものとなって人間に作用した。
たしかに人間は火薬、印刷術、それち鉄道の発明によっておのれの環境をまったく変えてしまった。しかしその際、遺憾なことに、おのれ自身が生活してゆく上でどうしてもしたがわざるをえないような、余計なもろもろの条件をつくりあげてしまった。この世の地獄といわれるようなものはすべて、人間自身がつくり出したものである。この自己断罪の最たる実例は大都市の出現である。』
ゾンバルトと言えば『恋愛と贅沢と資本主義』で有名だが、本作も分かりやすくて参考になる。
でも、これといって画期的ではないので、さほど心に突き刺さるものはなかったなぁ〜。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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