図書館の魔女 第二巻 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • (2022/28)ハルカゼとキリンが高い塔に「送り込まれて」きた背景や、キリヒトが「送り込まれて」きた真の目的などが明らかになり、図書館の魔女としてのマツリカの周りで蠢く政争系の策略から起こる危険も現実化する。一巻の進みに較べて、俄然動きが出てきて面白くなってきた。ラノベ臭もしてきたけど。一巻でやめなくて良かったなと思わせてくれる二巻だった。

  • 話は面白いんだけど、テンボが悪い。
    説明が長くしかも、難しい言葉を好んで使うため、余計に長く感じる。
    それでも、やっぱり面白いんだけど、眠い時に読むと進まない。
    9マイルは遠すぎる。のオマージュ的なのあり。

  • キリヒトは、図書館で司書見習いをしている。キリンとハルカゼは専任の司書。そして議会と王宮と繋がっている。しかし今では図書館に無くてはならない者となった。一人は法文書に長けた間者として。一人は優れた軍師として。二つの勢力の間の均衡をとるマツリカのために働いている。難しい漢字や熟語が出てくる。言葉の世界を操る魔女が登場するからかな。キリヒトの真の任務が明らかになる。

  • シリーズの2冊目▲海を挟んで接する大国ニザマは、一ノ谷政界を混乱させるべく重鎮政治家に刺客を放つ。図書館の魔女の手腕により計画は潰えるも▼地下水道のドキドキ探検隊や街の露店での食べ歩きとほっこりしていたらスパイサスペンスに!川遊びで涼んでいたらファンタジーに!政治劇だと思っていたら関係者を集め推理過程をたどりながら皆をアッとさせる本格推理の開陳、あたかも安楽椅子探偵!第45回メフィスト賞受賞作ですかそうですか。予想外の展開に驚かされ続けています。各自の決心と選択は、どのような道をもたらすのか(2013年)

  • 図書館のある一ノ谷は、海を挟んで接する大国ニザマの剥き出しの覇権意識により、重大な危機に晒されていた。マツリカ率いる図書館は、軍縮を提案するも、ニザマ側は一ノ谷政界を混乱させるべく、重鎮政治家に刺客を放つ。マツリカはその智慧と機転で暗殺計画を蹉跌に追い込むが、次の凶刃は自身に及ぶ!

    (Amazon公式サイトより)

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著者プロフィール

2013年『図書館の魔女』(第一巻~第四巻)でデビュー。デビュー作が和製ファンタジーの傑作として話題となり、「図書館の魔女シリーズ」は累計32万部を記録。著書に『図書館の魔女 鳥の伝言』(上下)がある。『まほり』は著者初の民俗学ミステリ。

「2022年 『まほり 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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