- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4548967282948
感想・レビュー・書評
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スリルある~面白かった~というと何か不謹慎な感じがする。
何でもエンタメにしてしまう映画のスゴさというか。
米澤穂信も『満願』で書いていた発展途上国のインフラの問題が背景にあって興味深い。
ピアーズ・ブロスナンはかっこ良かったけど微妙な役だな。でてこないほうがリアルだったのに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界のどこかでは本当に起こっていそうなシチュエーションで、ハラハラしっぱなしの2時間だった。
ビルとビルの間を飛ぶのに子供を投げ渡すのに成功することや、身を挺して守ってくれたおじさんの存在は「フィクション」感が強かったけど、興味を途切らせず観切れた作品だった。 -
TVにて
こういうクーデターはいかにもありそう.でもこの一家だけ助かるのは何だかなあ. -
東南アジアの某国でクーデターに巻き込まれ、標的にされてしまう外国人家族の逃亡劇です。戦えない主人公、逃げるしかない主人公という設定が面白いと思いました。
逃亡途中にはツッコミ所もありますが、戦えないのでその悲壮感には割と緊張させられます。
最初に移動の飛行機で乗り合わせた男が終盤に「すまない」というシーンは、世界からこのような紛争がなくならない現実の吐露であり、本当に虚しさを感じるシーンでした。
ラスト、隣国の国境をギリギリで抜けた時の緊迫感は相当のもので、掘り出し物でした。 -
100%フィクションと考えて観れば、素直にハラハラドキドキできる。
しかし現実的に見れば、あのように外国人が無差別虐殺され、米国大使館も焼き討ちされる位の惨劇にも関わらず、国連はおろか米国も全く動かないのは絶対に有り得ない。
国連も米軍も簡単には手出しが出来ないような説明を映画の中で逐一すれば、現実味とサスペンス感は何倍も増してより興味深い作品になったはずである。 -
敵は全国民
愛するものを守り、
生き残れるか?
NO ESCAPE -
Amazonから引用。
政府と外国人標的のクーデター勃発! 決死のノンストップ・サバイバルアクション! !
あなたは生き残れるか―
東南アジアのとある国に、支援事業のため妻と娘を伴い赴任したジャック(O・ウィルソン)。
しかし翌朝、突如として「外国人を殺す。捕虜はとらない。皆殺しだ」の怒号が響き渡り、
政府と外国人をターゲットとしたクーデターが勃発。暴徒による容赦なき殺戮が開始され、外国人は次々と殺されていく―
滞在ホテルを襲撃されたジャックは、迫り来る暴徒から妻子を守るため奔走し現地で出会ったハモンド(P・ブロスナン)の
先導で間一髪逃げ延びるが、その先で絶望的な現実を突きつけられる―
理由も分からず標的となり、極限状況下で次々に迫られる究極の選択―
果たして彼らは、国境を越え逃げ切ることはできるのか?
異国の地で言葉も通じず、外国人というだけで追われる恐怖。
クーデターを起こした側も自分の家族や生活を守りたい一心なのは理解できるが何も殺さなくても(汗) -
星四つに近い星三つ。
BGM抑えめで、逃げ惑う家族の息遣いが強調され、緊迫感がひしひしと伝わる。
殺意が町中に伝わる中、大使館や隣国に希望を見出す様はリアルに感じた。
一方、クーデターそのものに言及が少なかったこと(なぜ外国人だけでなく住民までも襲ったのか?など)や、魅力的な登場人物が少なく、単なる未知なる集団に襲われるパニックものになったのが残念。 -
実際その場にいた一般の人ってこんな感じなのかもしれないと思った。何がなんだか分からなくて、でもそんな中正しい判断を、正しくなくても最善の選択を迫られる…。
ここで一息つけるかな、と思う場面が数か所ありましたが見事に覆されました。最後の最後まで、緊張の糸は緩められず常にピンと張りっぱなし。そんな映画でした。観終わってぐったり。 -
「午後のロードショー」にて。期待しないわりには面白かったかな。クーデターに巻き込まれた家族が逃げまくるというだけの映画ですが、とにかく緊張感が半端なくて。
クーデターが起こって無政府状態になるなるだけならまだしも、外国人が目の敵にされて殺されるなんて、現実味のない理不尽な設定ではあります(一応それなりの説明はされますけど)。現実味がないといえば、隣のビルへ子どもを投げ渡すシーン、あれもないわ。随所で主人公たちを助けるピアース・ブロスナンのキャラ設定が中途半端なのも惜しいところですね。