論語物語 [Kindle]

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  • 2016年5月17日発売
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感想・レビュー・書評

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  • もっと早く読むべきだった本。下村を通して孔子や弟子達の人間ドラマを学ぶことができる。下村のフィルターがどれほど正確だったかはこれから研究のかいがありそう。しろ、しこう、がんかいなど魅力的である。とくこならず。

  • 論語よりもこっちの本が好き。読む度に評価が変わる。孔子と弟子たちの関係性がいい。理想的。

  • 「犂牛之子」というエピソードが何故か非常に印象的だった。仲弓に対する孔子の温かさがを感じた。キャラの立った弟子たちのエピソードが面白い。

  • 論語の幾つかのエピソードを組み合わせて,物語として仕立てたもの。論語に出てくる人物の知識が多少ないと,物語にしてもとっつきにくいかもしれない。物語になることで人物が生き生きと動き出すので面白い。顔や服装を詳細にイメージできないが,何となくイメージできるのはα文庫のマンガや中華ドラマのおかげ?なのかもしれない。

  • 孔子の言葉をストーリー仕立てで、弟子たちや諸外国の王たちと交わしただろう問答を描いたもの。読みやすくはあったが、孔子の言葉がなかなかに難しく、理解するのが大変だった。でも大切なことは何度も繰り返し語られるので、何となくでも、最低限理解できたような気がした。孔子の入門にはいいかもしれない。

  • 孔子の言葉の一部から、物語にしたもの。

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著者プロフィール

1884年佐賀県生まれ。作家、社会教育家。1955年没。主著に『次郎物語』『教育的反省』ほか多数。

「2020年 『青年の思索のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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