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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (116ページ)
感想・レビュー・書評
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仏教の開祖であるはずの釈迦、しかし仏典で当たり前にいわれている「地獄や極楽という死後の世界」や「輪廻転生という生まれ変わり」を彼は否定していたという指摘から始まります。インドから中国経由で日本に入ってくる長い過程で各国独自のアレンジが施されたようですが、変えるにもほどがありますよね。
そして、本書の目的である「死を恐れないためには」という回答はあとがきに現れます。
「生きている主体、あなたがあなたの宇宙の主人公です。そして過去も未来も妄想であるなら、あなたに与えられた今この一瞬を意識し、生きていることを実感し、精一杯生きること。それが死への恐怖や悩みを忘れさせ、人生を輝かせる唯一の方法なのです」(大意)
さらに、私なりに解釈を広げれば「生まれなければ死はありえない。生きていれば、死はあせらなくてもやってくるもの。それなら、今の生を精一杯楽しみましょう」
みたいな感じかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示