- Amazon.co.jp ・電子書籍 (208ページ)
感想・レビュー・書評
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「いつか使うもの」に対しては、必ず「いつまでに使うか」を問わなければなりません。つまり、期限をもうけるということです。
百見は一考にしかず(いくらたくさん見ても、考えなければ前に進まない)百考は一行にしかず(どんなに考えても「行動」を起こさなければ前には進まない)百行は一果にしかず(どんなに行動をしても、成果を残さなければ成長しない)
この現地・現物に加えて、2つの要素が必要だと言います。「それは、『原理』と『原則』。簡単に言うと『なぜそうなっているのか』と『基本的な判断基準』のことで、これらを認識していないと、『作業を何のためにするのか』という視点が抜けてしまいます。すると、表面的な問題解決にしかならず、本当の意味での問題解決につながりません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
期待が大きかっただけに少し残念な感じでした
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片付け(整理整頓)の大切さを綴った本。とにかく効率を上げるため、デスク周りや部屋を綺麗にする。
どこに物が置いてあるか管理すれば、探す時間を短くできる。その分だけ、仕事を進められ、より良い製品開発ができる。
まずは
デスク周りから綺麗にしてみようと思う。 -
トヨタとリクルートが設立したOJTソリューションズにおいてトヨタ生産管理をどのように教えているのか、項目ごとの解説。5Sはなぜ必要なのか、在庫はなぜ悪なのか、ボトムアップの生産改善をすすめていく方策など、平易でコンパクトに整理されている。
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たぶん片づけにおける、基本中の基本の部分だと思うが、それでもこの手のことが苦手な自分にとっては、参考になることが多かった。とりあえず、毎日、PCの電源を入れて、グループウェアやメーラーが立ち上がるまでの時間を片付けにあてるようにした。
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工場の片付けの話。
ただキレイにするのではなく、必要なものと不要なものに分けること、必要なものを必要な時に必要なだけ取り出せることが大事。
整理をする際には、まず判断基準を作ること。
これが無いと結局捨てられない。
トヨタでは時間を判断基準にする。
①今使うもの
②いつか使うもの
→期限を設ける。1週間とか1ヶ月とか。
③いつまで経っても使わないもの
印象に残ったのは、モノを持つというのはコストが掛かっていることを自覚せよ。という箇所。
捨てるなんて勿体ない、と思いがちだが、散らかってモノが見つからない、何がどこにあるかわからない、というのはイライラするし生産性ゼロだし、捨てた方が安上がりになる可能性すらある。
あと展示車のタイヤを使ったディーラーの話も本編とは無関係だがカスタマーファーストという意味で面白かった。
あと、5Sの中でも特にしつけが大事だと思った。気が向いて整理整頓を数回やったとしても定期的にやらないと意味がない。
まずは自分をしつけて行こうと思いました。 -
百聞は一見に如かずの続きがあることを知れてのが大きな収穫だった
片づけができない職場ほど無駄が多く、効率が悪いと知った -
ビジネスにおける片づけの重要性について、トヨタの実例を元に紹介する内容。
自分の身の回り、更には執務エリアに至るまで、片づけを徹底する重要さがよく理解できた。
特に、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の中の整理・整頓を行うことが、
業務の無駄を排除し、効率性を高める(結果としてアウトプットも良くする)ためには不可欠であり、
それら全てが意識をするか否かの要素が大きい点も理解した。
これはファイルの整理・整頓にも通じるものであり、貯めて一気になるのではく、
常日頃から意識を継続するようにする。まずは自分なりのルールを作る。
人の動線や行動をベースにした上で、レイアウトやモノの置き場所を変えることで、
業務の効率化を図ることのできる話も大変興味深いものであり、
今後想定されるオフィス移転の際にもこの観点を持ちたいと思った。
まずは自分の身の回りから、片づけを励行していく。