- Amazon.co.jp ・電子書籍 (423ページ)
感想・レビュー・書評
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これは面白い。
冒頭からしばらくは話に入りこむまで時間がかかったけど、途中から引き込まれて一気に読んでしまった。
全体に無常感と言うか物悲しい感じがあるのだが、それが逆に良くて、読んだあとなんとも言えない気持ちになった。
それぞれに絡み合うストーリーも良かったし、金色さまの憎めない感じもいいアクセントになっていたと思う。
1つだけ、表紙がイマイチなのはもう少し何とかならなかったのだろうか。全然中身と合ってないし、なんかもったいない気がする。
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この方の本はだいたい読んじゃったんで、この本は買ってたんだけど、もったいないから読まずに持っておきました。
しかし、現実生活でストレスがたまったとき、つい自分に甘くなっちゃいました。
チビっとだけ、と思い読んだら、もう止まらない!
恒川光太郎さん、いつだって最高‼
超ありがとう。読んでる間ずっと楽しかった♡
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これは長編。しかし、うーん。先を読みたいとは思うけれど、「そこ、必要?」と思う場面も多く、角田さんのツリーハウスのような、長い年月の積み重ねがわかるがゆえに話が深くなる感じもなく、ただ長かった。言いたかったことは正義も悪も関係ないということか?
まずさ、金色機械が月から来てめっちゃ強いのに、なんで一つの血筋に仕えるの?というところに疑問が湧くよね。もう少し金色機械が魅力的ならそのへんもうやむやで大丈夫だったんだろうけど、とても微妙な存在だった。最後、遥香と金色機械が鬼御殿の男を全部殺すけど、その幕引きの方法は面白くなかった。しかもその後30年もどうやって生きてたの?どうして30年も必要? -
そこで繋がるのか…!と、前に戻って読みたくなります。
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意外や時代物で、いつもの南国感やジットリ感がないので新鮮。
「金色様」と呼ばれる謎めいた人物(?)に関わった人たちの
波乱と因縁の人生。 -
金色様の格好良さにハマった。シリーズ化してほしいくらい。
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【著者の新境地・ネオ江戸ファンタジー小説】謎の存在「金色様」を巡って起こる不思議な禍事の連鎖。人間の善悪を問うネオ江戸ファンタジー。第67回日本推理作家協会賞受賞作。