Another エピソードS(角川文庫版) Another [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • あまり覚えてないけど
    良かったと思う

  • 綾辻先生の書かれる酩酊しているような意識の浮遊感が好きで、楽しんで読めた。
    結末を予想して読んでいたが、やっぱり外れて嬉しかった。ホラー、不気味な要素もあり好みの作品だった。

  • 「Another」本編では語られなかった、鳴が夏休みの別荘で関わった物語です。本編と比べてホラー色が少なめで、サクサク読めました。ミステリーとしても、ちゃんと驚きがあって面白かったです。
    番外編的な作品ですが、この後の「Another 2001」(未読)とも繋がりがあるらしいので、「2001」を読むのがますます楽しみになりました。(^^)

  • いやもうオチびっくりするでしょ
    ちゃんと前作読んでたからまたさらに面白かった
    この人の作品すごく好き
    2001も楽しみ!

  • 三崎鳴が語る、もう一人の『サカキ』、賢木晃也のお話。

    Another本編のような気を張りっぱなしの怖いホラーミステリではなくて、少し不思議な雰囲気のミステリだった。
    幽霊が主人公っていうのが斬新。

  • 前作「Another」の内容を知らなくても楽しめた。
    驚いたのが、賢木がなぜ幽霊として再び現れたのか、その真相を鳴が解明したことだった。
    自分が亡くなったときの状況や、自分の死を隠蔽された理由がわかって、賢木は成仏して現れなくなったのかな?と思っていたら、全然違った。
    それは無理なこじつけもなく納得できる内容で、真相を知ったうえで鳴と賢木のやり取りを読み返すと、ここが伏線だったのかとわかるのも楽しかった。
    本書を読んで「Another」や「Another2001」も読んでみたくなった。

  • Anoter上下巻とセットで買ってしまったので一応読みました。
    ”湖畔の屋敷に棲む幽霊”という折角の設定なのに、「幽霊なんかいない」という作者の強い信念(?)が前面に出すぎていて、雰囲気ぶち壊しというか、真相が解っても「あー、やっぱりね」としか思いませんでした。
    しかも小学生が思い込みだけで26歳の青年になりきるとか、流石に無理がありすぎる……
    あと、鳴のキャラがイマイチ好きになれないので、このシリーズにどうしても嵌りきれない。

  • Anotherのスピンオフ。夏合宿前の鳴の旅行の話。

    本筋である災厄を微妙に絡ませながら、鳴の能力などAnotherでのルールを逆手にとって罠、伏線にされており、さすがの内容。

    ただ、死者が幽霊として、自分が死んだ理由と、自分の死体を探すというシチュエーションは、本筋よりもぶっ飛んだ環境で、慣れるのに時間がかかった。「鳴ちゃんよく一人でそんな怖いところいけるなぁ」とか思っていた。

    結局、その前提は覆され、全く別の物語に変わっていく。この仕掛けは本当にさすがだと思う。

    エピソードSの”S”は何か?
    さつき?想かな。

  • ホラーというかファンタジーというか、ミステリ要素もあるかも
    前作から次作へのつなぎ感
    なんだかいまひとつ世界観に浸れず読み終わるのにやたら時間かかってしまった
    なんかわからんけど、とにかく逃れられない死ってことなのか

  • Anotherの外伝。鳴の「幽霊さん」という言葉で気付いたが、左目の疑問があり半信半疑。おかげで存分に楽しめた。もう、2001読むしかないでしょ。

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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