Another エピソードS(角川文庫版) Another [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 三崎鳴が語る、もう一人の『サカキ』、賢木晃也のお話。

    Another本編のような気を張りっぱなしの怖いホラーミステリではなくて、少し不思議な雰囲気のミステリだった。
    幽霊が主人公っていうのが斬新。

  • 全然違和感なく信じてました(^^;)

    読み返すとなるほど!となるんですけど

    そしてAnother2001へと繋がるんですね
    読まなきゃ!

  • 「Another」本編では語られなかった、鳴が夏休みの別荘で関わった物語です。本編と比べてホラー色が少なめで、サクサク読めました。ミステリーとしても、ちゃんと驚きがあって面白かったです。
    番外編的な作品ですが、この後の「Another 2001」(未読)とも繋がりがあるらしいので、「2001」を読むのがますます楽しみになりました。(^^)

  • Anotherのスピンオフ。夏合宿前の鳴の旅行の話。

    本筋である災厄を微妙に絡ませながら、鳴の能力などAnotherでのルールを逆手にとって罠、伏線にされており、さすがの内容。

    ただ、死者が幽霊として、自分が死んだ理由と、自分の死体を探すというシチュエーションは、本筋よりもぶっ飛んだ環境で、慣れるのに時間がかかった。「鳴ちゃんよく一人でそんな怖いところいけるなぁ」とか思っていた。

    結局、その前提は覆され、全く別の物語に変わっていく。この仕掛けは本当にさすがだと思う。

    エピソードSの”S”は何か?
    さつき?想かな。

著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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