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- / ISBN・EAN: 0000100077544
感想・レビュー・書評
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一人ではなく、夫婦で鑑賞できて良かった。
妻を亡くし、日本の青木ヶ原の樹海で自殺を考えるアメリカ人、マシュー・マコノヒー演じる主人公アーサー。
その樹海で、日本人のタクミ(渡辺謙)に出会う。
妻との回想シーンと、アーサーとタクミが樹海で彷徨うシーンが、絶妙なタイミングで交互に織り成されていく。
タクミの妻の名前が「キイロ」で娘の名前が「フユ」でそんな名前はちょっと無理があるぞと思ったけれど、それにもちゃんと意味がある。
タクミそのものの存在や、タクミの発したメッセージそのものが、妻の魂からのメッセージであるのだと最後に合致する。
命は終わっても、魂は生き続ける。そんな愛の物語。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マシュー・マコノヒーと対話劇ができる渡辺謙がまずすごい。唐突な洪水の場面とかつっこみどころはありますが、あのオチは嫌いじゃないです(キイロとかフユとか全然意味わかんなくて、ネタばれレビュー読んでやっと理解したのですが)。壮大な愛の物語だったわけですね。
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すごい日本映画ぽい。これ外国でウケたんかな?伝わったんかな?日本人は信仰がないとか神を信じないとかいうが、説明せずして理解できるこの感覚こそ、信仰なのだと気づいた。それを外国の映画で気づかされたという点で、すごい映画だと思う。
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思えば青木ヶ原樹海に死に場所を求めてきた外国人の前に
英語ペラペラな迷子の日本人が現れること自体おかしな話だ
樹海で雨が降るとほんとにあんなんなるんだろうか少し疑問符だが、最後の答え合わせは素直にじーんとくる -
かなり微妙。大切な人をなくしてしまう前にきちんと向き合っときなさい!ってやつですかね。
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本当にガスヴァンサントが撮ったのだろうか。個人的エピソードは極めて凡庸で、サバイバル映画としても出来が悪い。
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2016年公開
監督 : ガス・ヴァン・サント
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人生に深い後悔を抱く男が、ある森に自殺を決意し入っていったことにより起こる出来事のお話。
誰だって多かれ少なかれ過ちを犯すし、それの大小とか、周りの人をいかに傷つけるかも、誰にだってどんなサイズのことだって起こる可能性はあるから、そういうときにどのように戻ってくる方法があるかは、「自己責任じゃぼけえ苦しめええ!」じゃなくて、何かもっとコミュニティとして機能してもいい世の中なのになあと思うよ。この作品も最終的には、なんで助かったのかってことが、ファンタジーっぽかったしなあ。
とりあえず洪水の描写が、さすがにないべえと思って冷めてしまったのが残念ポイントでしたw -
ホラーだなあと思って見てたら最後の最後でめっちゃほっこりしました。