赤と白 (集英社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 初めはぼへ〜と読んでたけど途中からぐいぐい引き込まれた!!女の子〜!!!

  • 豪雪地帯の高校に通う少女ふたり。ふたりは友達だ。友達のごく当たり前の日常が描かれている。

    でも、彼女達にはお互いには言っていない秘密があって、その秘密を共有する新しい”友達”が出来てしまう。たったこれだけのことで人生はこんなにも狂うのか。何て残酷なのか。女子高生独特の心の揺れ動きを上手に描いた作品だと思う。

  • 女子高生の群れ方がリアル。
    雪国に住んだことのないわたしにとって、雪が大変恐ろしいものに思えた。

  • この町の冬の空は、どこまでも白い
    白の絵具をたっぷりパレットに絞り出し、ほんの一滴黒を落として混ぜた限りなく純白に近い灰白色だ。

    民家が全焼し焼け跡から2体の焼死体が見つかった。
    1体はその家の長女と見られていたが、後日別の場所で長女は保護された。

  • 期待を裏切らない作者の力。ぐんぐん読ませる。
    案外今の世の中、これが現実?

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著者プロフィール

1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。著作には「ホーンテッド・キャンパス」シリーズ、『侵蝕 壊される家族の記録』、『瑕死物件 209号室のアオイ』(角川ホラー文庫)、『虎を追う』(光文社文庫)、『死刑にいたる病』(ハヤカワ文庫JA)、『鵜頭川村事件』(文春文庫)、『虜囚の犬』(KADOKAWA)、『灰いろの鴉 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎』(ハルキ文庫)など多数。

「2023年 『ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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