二十歳の原点ノート(新潮文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • はじめから誰かに見られるつもりで書いてないのにこんな日記を書き続けていたのは凄すぎる…脱帽…そして重い…考えすぎじゃない?って思ってしまう。小説みたい、詩も内蔵。
    私も長い日記を書きたくなった。

  • 「二十歳の原点」「二十歳の原点序章」につながる中学2年生から高校3年生の冬まで。
    この頃、すでに自殺という言葉が見られる。
    真面目に本をよく読み、勉強もでき、高校の前半はバスケット部で活動。
    明日からこうしよう、こういう人間になろう、勉強の計画も立てては、挫折する。
    何事にも一生懸命のようで、しかし、根底には生きていくのが面倒、常に自分を鼓舞していないと生きていけないようなものを感じる。
    21歳で自殺した学生運動家「青春の墓標」の奥浩平に憧れ影響を受けていた。
    (電子書籍 honto)

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著者プロフィール

1. 高野悦子(たかの えつこ)
1949年1月2日 - 1969年6月24日
『二十歳の原点』で知られた女性。逝去当時、大学生だった。栃木県生まれで、栃木県立宇都宮女子高等学校を卒業し、立命館大学文学部史学科日本史学専攻に入学、京都に拠点を移す。ジャズ喫茶に通い、詩作、そして学生運動に励んでいたが、1969年6月24日、列車に飛込み逝去。死後、20歳の誕生日から続く内面の吐露を記した日記が、同人誌「那須文学」に掲載され、1971年に『二十歳の原点』という題で書籍化、ベストセラーとなった。2019年に没後50年を迎える。

2. 高野悦子(たかの えつこ)
1929年5月29日 - 2013年2月9日
映画運動家、岩波ホール総支配人。『母 老いに負けなかった人生』『岩波ホールと〈映画の仲間〉』などの著作がある。

高野悦子の作品

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