米国の現代音楽作曲家。1912年ロサンゼルス生まれ。アルノルト・シェーンベルク、アドルフ・ワイス、ヘンリー・カウエルに師事。プリペアド・ピアノや偶然性の音楽の発明、東洋思想への接近、そして茸に対する愛で知られる。代表作に《プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード》、《四分三三秒》、《フリーマン・エチュード》、著書に『サイレンス』、『ジョン・ケージ 小鳥たちのために』など。晩年は作曲のみならず絵画や版画作品も発表した。1992年8月、脳溢血のためにニューヨークで死去。 「2019年 『ジョン・ケージ 作曲家の告白』 で使われていた紹介文から引用しています。」