熊と踊れ 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 実話に基づく小説で、こんな事件が本当にあったのかとおもしろく読みました。ただ、刑事の恋愛模様や家族関係はいらいないかなと。実話をフィクションにしたために、このような描写も必要だったのかもしれないですが、兄弟の心理描写にもっとエネルギーがあるほうがよかったのかなと思います。
    訳者のあとがきまで読むと後日談もすこしわかってよかったです。

  • 共著者のステファン・トゥンベリは実際の事件の兄弟

  • 最後のミッションがトホホだったが、まぁ事実だったなら仕方がないか…。
    ただどうせフィクションなんだし、捕まるキッカケは本当に些細なことだった方が物語としては完成した気がする(★-1)。

    ヨンという架空の人物を登場させて、兄弟をテーマにしたのは妙案。

    レオの頭は本当に凄く、それをもっと違う方向に使えば良かったのに、そしてフェリックス達が反対したように最後のミッションは止めておけば完ぺきだったのに…

  • 実話を元にした犯罪小説。スウェーデンの連続銀行強盗に手を染めた男3兄弟と友人の4人組。

    悪くはないけど、フィクションだったらなんてことのない物語かなと…というレベル。映画で見たかった。

  • 壊れていく感じが素晴らしい。
    長男が親父化していく感じがたまんない。
    親父と長男この2人のキャラが濃すぎる故に他のキャラが目立たない。
    刑事なんて設定のわりに目立たず。
    親父と長男を楽しむための本。

    元になった実話があるとは。

  • 良い。

  • 上巻は次男と三男、どっちがどっちかいっこうに名前を覚えられずどうなることかと思ったけど、下巻から俄然面白くなった。映画で一気に観たいかんじ。
    この体言止めを多用する文体は、原文もそうなのかな。翻訳のオリジナルなのかな。後者だとしたら面白くて潔い試みだと思った。

  • 面白かった。
    破滅に向かう様が痛々しかったな。

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著者プロフィール

アンデシュ・ルースルンド 1961年生まれ。作家・ジャーナリスト。ヘルストレムとの共著『制裁』で最優秀北欧犯罪小説賞を受賞。

「2013年 『三秒間の死角 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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