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感想・レビュー・書評
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この本は1975年に刊行されたものを編纂した本ですが、今読んでも時代に流されない普遍的な考え方があるように思えて、とても参考になりました。
ユダヤ人は、本の民族と呼ばれ、世界的にも活躍されている人が多いですが、大事なことはやっぱり「教育」だと再認識しました!
とても参考になる本です!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旧約聖書やタルムードから選りすぐったユダヤの教えをまとめた本。箴言を集めたようなイメージである。
心の気高さについて書かれたものがある一方、実践的というか、現実的なものも多い。繰り返して読みたい本である。 -
ユダヤ人によるユダヤ人の説明書。
ユダヤ人には金持ちが多いとは思っていたけど、アインシュタインやFacebookの社長もユダヤ人とは知らなかった。
ユダヤ人とは、遺伝的な民族ではなく、ユダヤ教を信仰している人たちのこと。
そして、キリスト教と比較して、とても現実的で合理的。
特に金銭についてキリスト教は汚いものとみなすが、ユダヤ教では積極的に金融に関わることをすすめている。
キリスト教は、早い話が綺麗事なのかもしれない。
そして、長年にわたり迫害を受けてきたため他民族に比べて教育熱心なのもユダヤ人の特徴。だからこそ成功者が多いのだと納得。
私たちは良くも悪くもユダヤ人を特別視し過ぎていると感じた。
5000年にわたりその信仰が守られてきたことは驚嘆だが、日本も2000年にわたり天皇家が続いている。
この本ではユダヤ人による世界征服の陰謀論を明確に否定していた。 -
タルムードに興味が湧いて読んだ本。
長い間迫害されてきたユダヤ人なのに優秀な人間が多くいるのは、学ぶことの大切さを子どもの頃からすり込まれ、それを実践し、さらに子どもに伝えることが習慣になってるからなんだろうと思う。 -
・金持ちになる方法は一つある。明日やる仕事を今日やり、今日食べるものを明日食べること。
・貧乏人には四つの季節しか苦労しない。春、夏、秋、冬である。
・貧乏は恥ではない。しかし名誉だと思うな。
・泣いてばかりいて一生を過ごしてはならない。笑ってばかりいて一生を過ごしてはならない。
・してしまったことを悔やむより、したかったのにしなかったことのほうが悔やみが大きい。
・明日のことを心配しすぎてはならない。今日、これから起こることでさえわからないのだから。
・自分を笑える者は他人に笑われない。
・ユダヤ人は知識を重んじるのとおなじほどに知恵を尊ぶ。ユダヤ人にとって知恵のない知識は有害である。ユダヤ人のもう一つの特徴は笑いを好む民族であるということだ。
・0から1への距離は、1から1000への距離より大きい。