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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (203ページ)
感想・レビュー・書評
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江戸末期から昭和にかけて日本から外国へ渡って身を売って生計を立てた女性たちの秘史。
明治維新や日清・日露戦争、第二次世界大戦などの裏で貧しさや人身売買で身を堕とした女性たちの姿が浮き彫りに。
これまで日清日露戦争は国費の大半を戦費で賄ってかろうじて勝ったとまでは知っていたけど、その後の辛酸を舐めた国民の生活がピンと来なかった。また、226事件も貧しい農家上がりの青年将校らの世直しと知っていたけど、その実像まではわからなかった。
時代を下って慰安婦問題にもつながる、歴史の闇が繋がった気がした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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