世界天才紀行　ソクラテスからスティーブ・ジョブズまで (早川書房) [Kindle]

著者 : エリック・ワイナー 関根光宏

• 早川書房 (2016年10月25日発売)

感想・レビュー・書評

[ottershoさんの感想 · 2023年11月1日]

天才はどのように生まれてくるのか、どういった土地で生まれるのか、という点に着目し、世界7カ所（アテネ、杭州、フィレンツェ、エディンバラ、カルカッタ、ウィーン、シリコンバレー）を旅しながら考察している。
杭州？といぶかしがりながらも読み進めると、宋朝（969～1276年）には、火薬、羅針盤、木版印刷、機械時計、トイレットペーパー、などなどいろんなものが発明されていたそうだ。
初めはとっつきにくい文章も、読んでいるうちに著者と共に旅をしている気になってくる。