消える動きを求めて: 鉄山パリ合宿記 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • YouTubeで、秋葉原の書泉ブックタワー催事場で居合抜きの実演をやっているのをみて、興味を持ちました。
    70歳近い年齢で片膝で真剣の居合抜きをやるのですが、とにかくスムースで速い、つまり脱力して無駄な動きがないことが素人目でもわかりました。
    ってことで、鉄山先生の本を読んでみました。
    駒川改心流剣術、民弥流居合術、四心多久間流柔術、椿小天狗流棒術、小栗流活殺術の宗家である黒田鉄山氏がパリやイタリアでの海外交流を書いた紀行文となっています。
    なんとも、普通のおじさんのような様が微笑ましいし、お茶目な挿絵も本人が描いたそうですが、本当はすごい人なんですというのは、本書からも十分伝わってきます。
    入門書としては、少し物足りなかったので「合居術精義」も読んでみようかと思います。

  • なかなか軽妙な語り口で読みやすいのだがちょっと文章が平坦で読み飽きる。

    武道についての話は興味深いが食事のはなしや観光の話は読んでいるとモウイイデス、となってきます。

    それにしてもこの本の出版からもう20年。

    当時求めていた「消える動き」は今はどんな感覚になっているのでしょうね。

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著者プロフィール

指導監修◎黒田鉄山 くろだ てつざん 第十五代振武舘宗家

幼少より祖父(泰治)や父(繁樹)から家伝の古流武術五流派を学ぶ。'70年、20歳にして、古武道八段範士の称号を受ける(大日本武徳会)。「型は実戦の雛形ではない」との考えの下「武術的身体」の探求として型を研鑽。力を否定した古伝術技の方法論を実践・指導し、斯界において高い評価を得ている。

出演◎中達也 なか たつや 日本空手協会総本部師範:七段
13歳で和道流空手に入門。目黒高校・拓殖大学(空手道部)で、優勝・入賞多数の活躍を見せる。'89年、日本空手協会総本部指導員となり、第35回全国大会では、個人組手で優勝。一方、映画(『黒帯』西冬彦原作)出演という異なる分野でも活動し、多くの注目を集める。青年のみならず大人の自己修練の場として、空手協会・大志塾を主宰。

協力◎振武舘

「2022年 『DVD 神技の稽古会 第二巻 剣術居合編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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