本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (412ページ)
感想・レビュー・書評
-
YouTubeで、秋葉原の書泉ブックタワー催事場で居合抜きの実演をやっているのをみて、興味を持ちました。
70歳近い年齢で片膝で真剣の居合抜きをやるのですが、とにかくスムースで速い、つまり脱力して無駄な動きがないことが素人目でもわかりました。
ってことで、鉄山先生の本を読んでみました。
駒川改心流剣術、民弥流居合術、四心多久間流柔術、椿小天狗流棒術、小栗流活殺術の宗家である黒田鉄山氏がパリやイタリアでの海外交流を書いた紀行文となっています。
なんとも、普通のおじさんのような様が微笑ましいし、お茶目な挿絵も本人が描いたそうですが、本当はすごい人なんですというのは、本書からも十分伝わってきます。
入門書としては、少し物足りなかったので「合居術精義」も読んでみようかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか軽妙な語り口で読みやすいのだがちょっと文章が平坦で読み飽きる。
武道についての話は興味深いが食事のはなしや観光の話は読んでいるとモウイイデス、となってきます。
それにしてもこの本の出版からもう20年。
当時求めていた「消える動き」は今はどんな感覚になっているのでしょうね。
全2件中 1 - 2件を表示