御手洗潔の追憶（新潮文庫nex） 名探偵 御手洗潔 [Kindle]

著者 : 島田荘司

• 新潮社 (2016年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hazel8483さんの感想 · 2022年10月20日]

もしかして、nex枠では
脇道を拾ってくれるのかな〜。
『御手洗潔、その時代の幻』とか
『石岡先生、ロング・ロング・インタヴュー』とか
回想録的なものが中心の１冊。
しかし、これ、本筋を通過してないと
いろいろネタバレなところがσ(^_^;)

全体にそれぞれ楽しみましたけど
カズミストとしては石岡君が元気ないのが
心配になるインタビューだったわ…。
多くのワトソン役と同じく
変人と紙一重の天才と付き合えるのは
ひとつの稀有な才能なのだから
頑張ってくれたまへ！！

著者プロフィール

1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選　ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。

「2023年 『ローズマリーのあまき香り』 で使われていた紹介文から引用しています。」