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感想・レビュー・書評
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まあ正しいとは思うけど、元々フードロス問題に対して意識高い系の人にはなるほどと言う話は少ないし、それほど興味ない人には分かってる事を説教くさく言われてる感じのような気がするので、なかなか響く人は少ないかも
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食品を大量に廃棄する「食品ロス」が起こる構造を解明し、食品ロスの問題を改善する取り組みを紹介した本。
賞味期限切れの食品は廃棄されます。その賞味期限ですが、実際の期限より2割以上短く設定されています。お店に並ぶ食品は賞味期限より前に撤去されるのが現状。これが食品ロス問題の一端です。
上記に限らず、さまざまな所で食品ロス問題は起きています。本書は食品ロスはなぜ起こるのかを解明する一方、食品ロスを防ぐとともに社会福祉にも役立てる取り組みも紹介しています。
食品ロス問題を改善するには、まずは問題そのものを知ることから。食品ロス問題を知るには、本書をはじめとした食品ロス問題に関する本を読むことをオススメします。 -
普段から賞味期限を切らせがちで、よくオーバーしたものを食べているが、間違ってなかったと安心できた。賞味期限が半年のものなら、1ヶ月位過ぎても食べてる。
ワンオペのコンビニで、冷蔵・冷凍食品を品出し中に客が来て、食品が放置される、というのは盲点やった。
スーパーの「3分の1ルール」については聞いたことがある。本当に勿体無いと思う。
コンビニがスーパーより高いのは「捨てる前提」だから、というのはショックだった。
「欠品ペナルティ」という罰金システムが、「たくさん作って余らせて捨てたほうがまし」という考えにさせてしまうらしい。そしてそのコストは商品価格に反映されている。
いつでも在庫があって当たり前、と思ってたらいけない。
貧困家庭支援に関して「100パーセントの理想論を唱えて何もしないより、10パーセントでもいいから行動に移し、実践していったほうが、少しでも物事が前進するのでは」というのは耳が痛い。
「おてらおやつクラブ」や各地のフードドライブの取り組みは、全く知らなかった。
検索してみたら地元にもフードバンクがあった。もっと周知徹底してほしい。
本書には「今日からできること」と「食品ロスを減らすための10ヵ条」が書かれている。一消費者として実行していきたい。 -
無駄になるものは買わない