イヌジニン ―犬神人― [電子新装版] 1 [Kindle]

著者 :
  • 秋田書店
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感想・レビュー・書評

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  • 簡単に言うと、主人公が幽☆遊☆白書の主人公みたいな能力で事件的なものを仲間と解決していくお話。
    超、続きが読みたいんですけど・・・。

  • 2巻を待ち望む声が多いの頷ける。私もその1人になりました。
    「け」を退治する為の「目」「手」「耳」「頭」「声」という組織だった対策チームとの対立構図が映えるのと今昔と絡む民俗、因習などが現代が抱えている問題に落とし込められ、展開していき、そこから生まれる人間ドラマが読ませる。
    宗教団体と人身御供が関係していく#2天言会事件は特に好みだ。
    話自体もそうだが、メンバー間にある絆や人間関係が更に芽生えて、ドラマチックな関係性が垣間見得たとこで続巻に至らずにいるために待ち遠しさがより募る。

    メモ:「いない人間」、極閉鎖的コミューンでおじろく・おばさを思い出した。

  • 最高に面白い!

    のに消化不良なのは、明らかに出だしでしかないこの一巻しかでてないから!

    電子新装版ならもっと前の作品だよね、と密林にゆけば紙版はプレミアついて2万超え。しかも2008年!

    どこかでどうにか続いてないのかな…
    作者の室井さんは作画などもされているので、続きはだしていただけるのでは…と、期待しつつ。


    とにかく面白い。「頭脳」担当の怪しげな守谷、メイン張ってる「手」の三隅、巻き込まれて「目」となる広田、「耳」の基樹、「声」の樹、「頭」の副島がチームとなって、伝承から、あるいは人為的に生み出される悪をなす「け」に立ち向かう。

    物語は1話完結でわかりやすく、水戸黄門パターン的に怪異の発現・分析(対象を目で見たり頭脳にヒントもらうなど)・対応(攻撃できるのは三隅のみ)にてエンド。民俗学的な背景だったり宗教や児童虐待など、多岐にわたったテーマが怪異の根源にあるので、解決までのエピソードが時にエグい。

    いや、しかし、これほんと、起承転結の起で放置された感あるんですよ。

    基樹はまだ小学生?みたいな子供だし、樹は謎が多いし(母親も同じ能力で、同じチームによりなんらかの粛正をされたらしい描写がある)なんでここに?みたいな。
    三隅の武器?としてる木だってきっと、エピソードあるよね?みたいな…

    うう、こんな放置プレイいらない。お願いです、続き、プリーズ。

  •  タダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     日本古来の悪い「気」が凝り固まった化け物たちを退治していく呪術師集団の活躍を描いた連作集。
     ゴーストバスターズのハードボイルド版って感。

     設定的に後の呪術廻戦とよく似てる(カルトも出てくるし、言葉で呪殺するキャラもいるし、何より呪術師が集団で力を合わせて敵に立ち向かうという全体の図式が同じだし)。

     表紙絵が少々残念系ゆえ最初読むのをためらっちゃったけど、本編はかなり上手系。カバーデザインで大損してるな、このマンガ(>_<)(ダジャレっぽいタイトルも一瞬ギャグマンガかと勘違いさせる)
    2023/08/12
    #4430

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