アパリション (光文社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 物語の序盤から、何とも言えない不気味な感じが漂っていて、以前読んだクリーピーを連想しました。
    相次ぐ失踪や殺人事件、主人公に降りかかる不穏な出来事がどんな風に収束するんだろうと思って読み進めるうちに、この人が怪しいのかな?と思える人物が浮上します。
    でも「そんな動機ってある?」と呆気にとられました。
    普段はそんなことに縁のなさそうな人の中にある狂気ほど、怖いものはないのでは?と感じました。
    またこの小説は、予備校講師の内情も知れて面白かったです。

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著者プロフィール

現在、関西学院大学理学部准教授・宗教主事。2010 年より日本聖公会京都教区ウイリアムス神学館非常勤講師。
著書『新約聖書解釈の手引き』(共著、日本キリスト教団出版局、2016 年)、『新約聖書の奇跡物語』(共著、リトン、2022 年)訳書E. ギューティング『新約聖書の「本文」とは何か』(新教出版社、2012 年)、R.カイザー『ヨハネ福音書入門―その象徴と孤高の思想』(教文館、2018 年)など。

「2023年 『今さら聞けない⁉︎キリスト教 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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