ある自殺者の手記

著者 :
  • 青空文庫POD
3.71
  • (2)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 短編の中に失恋の脅威とまさかの結末を詰め込んでいる作品だと思う。

  • 読みやすく後半からのめり込む短編集。
    前半はたかが失恋で死ぬのか、死ぬのが怖くなったか、楽な死に方を探そうとするのかとありきたりで心の弱い当人の遺書かと思わせて道連れを決めたところからの流れがとても良かった。
    当人たち以外の他人には何があったのかわからないままにしたのは面白い。自分勝手かもしれないがそれでいいと思う。

  • 短くとも、魅せる。
    10ページ程度ですぐに読み終わった。
    タイトルが私の目に止まり、読み始めれば、先の展開にワクワク感を抱きながら、ラストでしっかり落ちる。
    本作、ちょっぴりホラーなご様子で。

    ▼読むに至った経緯
    タイトルから興味が湧き、Apple Booksで無料だったため。

  • こういう気持ち悪い作品が大好きだ

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

推理小説作家。東京大学医学部卒、医学博士。1890-1929.医学的・心理学的知見を駆使した作風で屹立。代表作に、「痴人の復讐」「恋愛曲線」「闘争」など。

「2017年 『疑問の黒枠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小酒井不木の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×