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- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910142110276
感想・レビュー・書評
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ずいぶん前に買って置いたけど、やっとゆっくり内容を確かめたので、感想を書く。
購入の一番の決めては、もちろん没後20年の藤沢周平特集である。特集の第二部で、海坂藩の情景を探す、として、鶴岡城址や庄内藩校致道館、その他「蝉しぐれ」や「花のあと」「又蔵の火」「義民が駆ける」などの所縁(ゆかり)の地をカラー写真と共に知ることができる。もちろん地図もある。
第三部では「藤沢が愛し、登場人物が舌鼓を打った庄内の滋味」と称して5つの店を紹介している。特に坂本屋の海坂膳、知憩軒の昼定食は是非食べてみたい。
私にとっては、北陸特に鶴岡市は、韓国や台湾よりも遠いとこだ。しかし、生涯のうちに一度は訪ねてみたいところとして、この特集は手許においておきたい。
しかし思ったよりも特集のページ数が少なかった。第二特集(切手)まであったので仕方ないのだが、もう少し充実して欲しかった。
2017年5月14日読了詳細をみるコメント0件をすべて表示