- Amazon.co.jp ・電子書籍 (380ページ)
感想・レビュー・書評
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メンローがどのように既定概念を壊して、喜びに満ちた会社にしたか書いている。
一度でもいいから働いてみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・僕が喜び(Joy)にたどり着くまで
・スペースとノイズ
・自由に学ぶ
・会話、儀式、道具
・インタビュー、採用、立ち上げ
・観察のもつ力
・恐れと戦う、変化を抱擁する
・ボスではなくリーダーを育てる
・カオスを終わらせる、曖昧さをなくす
・厳格、規律、品質
・持続可能性と柔軟性
・スケーラビリティ
・説明責任と結果
・アライメントー向きを揃える
・問題
・まとめー喜びのなかへ
ソラコムの玉川社長が推薦したので印象に残っていた。アメリカのソフトウェア開発ベンチャーメンロー社。喜びをキーワードに据え、マネジメント層はなくリーダーを据える。ペアプロ、デイリースタンドアップ、計画折り紙など、様々な仕掛けがある。企業の文化というものの在り方を改めて考えさせられる。本で読んだ通り喜びに溢れて、互いを高めあっていける風土であればそれは何よりも幸せなことだろう。 -
実にリアルな描写が多く、決して銀の弾丸では無いこともわかるが、それでもメンローのような働き方はとても理想的で、組織に所属するメンバーが喜びに満ち溢れるような組織を目指すのは重要であることを学んだ。全く同じようにやるのはきっと難しいが、根幹にある意識は共通でありたいし、組織にあった改善ができていくと良さそうかなと思う。
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ペアはお互いに教えたり質問したりしながら、それぞれの知識を広げていく。こうしたやり方を数週間、毎週ペアを交代しながら続けるだけで、たちまちチームの半分が頼れる専門家や支えてくれる先生へと変貌するんだ
思い上がりなのも承知の上で言うと、自分でないとうまく回らない仕事がいくつかあります。自分の希少性を謳うにはいいかもしれませんが、組織としては最悪です。自分がいなくなると回らなくなる仕事があるので。
何とかしてバックアップが欲しいということで、別の方と共同作業してます。出来れば自分に任された仕事全部がそうなって欲しい。バッファのない業務運営は新規や突発の仕事に対応する余力がないので。
自分の希少性は二の次、まずは誰かがいなくても回る環境を作るのが組織運営として良いのかなと思います。 -
ペア作業、良い感じ
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この手のベストプラクティス本にありがちな成功例だけでなく、ちゃんと失敗談が載っているのはよい。しかし読めば読むほど日本との違いに興ざめしていくのだった。これはかなりの差がついてしまっているんじゃないかと。
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おおよそ〈常識〉とされ、疑いもしなかった仕事のあり方を次々と壊し、自分たちの理想の職場を作っていく話。スタープレイヤーは要らないなど、選択と集中がハッキリしている。何かを手放す代わりに、手に入れたいものが明確だ。そしてそれを顧客に伝える努力もしている。「本当はこういうことがやりたかったんだろ?」と、相手を説得するエピソードが多い。
内容は悪くなかったが、いかんせん話が長い。ダラダラと書かずに短い言葉で表してほしい。
仕事術、組織論、仕事文化について自伝を織り交ぜつつ語る構成はよくあるが、どうしても途中でダレてしまう。面白くないわけではないが、長ったらしい。この手の本を読むときは、もっとゆっくり余裕のある時がいいのかもしれない。なにか答えが欲しい、焦りを感じているような時ほど、字の上を目が滑るだけになってしまう。