- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4907953069633
感想・レビュー・書評
-
ほろ苦い夏休み
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
* 少年二人の冒険フランスロードムービー。笑えるシーンも散りばめられていてほっこりする。警官に見つかって自撮りになるシーンすごい好き。
* 手作りで車をつくっちゃうという発送がいい。テオみたいなやついたらヒーローなんだろうなー。
* 怪しげなチャイナタウンに迷い込むんだけど聞こえてくるのは日本語という…なんとも適当な感じがまたよし。
* アメリがすんげえおばちゃんに…! -
二人の少年の旅の物語
クルマ作り、14歳、旅、死、別離、成長
そしてローラの「ダニエル振り向いて」「1、2、3、、、、」「無限」が良かった -
14歳のダニエルとテオの青春ロードムービーです。
まったり心構えなく観るのが1番いい見方なのかぁと思います。私は予告編をみていてかなり期待して見たぶん、これで終わり?感が拭えなかったです。
まず、ダニエルとテオの最初の仲良くなった過程が、ん?いつこんなに仲良くなったの?と疑問に思ってしまいました。
車を作って旅に出るところは青春期しか分からないキラキラしたものがあって素敵でした!
最後のラストも私は何を伝えたいか、よく分からずうーんとなってしまいました。 -
ひと夏の冒険。
-
MICROBE ET GASOIL
2015年 フランス 104分
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:アンジュ・ダルジャン/テオフィル・バケ/オドレイ・トトゥ
http://www.transformer.co.jp/m/goodbyesummer/
女の子みたいに可愛くてチビのダニエルのあだ名は「ミクロ(チビ)」それがコンプレックスだけど、一応ローラという可愛いガールフレンドがいる(二人一緒にいると百合っぽくて可愛い・笑)転校生のテオは変わり者で車のエンジンをいじったりするのが大好き、ガソリンくさいのであだ名は「ガソリン」。周囲から浮いてる二人が意気投合して、手作りの車(見た目は小屋風)でひと夏の冒険の旅に出るロードムービー。
14歳、文字通り中2の二人が、中2らしい悩みや葛藤や自意識を抱えつつ旅の中で成長する・・・のだけど。なぜかしら、これが全く心に響かない。理由は自分でもわからない。この手の映画は大好物のはずなのに。なにかこう、痒いところに手が届かない感じ、何が足りないのかわからないけど、心が動かない。同種の映画で比較的最近観た「シング・ストリート」なんかは、たいしたシーンじゃなくても無闇に胸アツで涙ぐんだりしたのだけど、この映画にはまったくそういう感情が湧かなかった。
主人公ダニエル役のアンジュ・ダルジャンは、ほんと女の子にしか見えないくらい可愛い顔だし目の保養にはなったけど、それだけ。二人が車を作っているところはまだしも、旅の道中に、なぜかドキドキワクワク感がないんだよなあ。笑いどころもイマイチ。オドレイ・トトゥの母親役も、更年期なの?という謎の情緒不安定で、理解ある良い母なのかヒステリーなのかよくわからず。結果ダニエルの家出(じゃないけど)の理由がぼやけてしまった。
ラストシーンで突然ローラの視点になるのもしっくりこなかった。悪い映画じゃないんだけど、なにかがずっと自分の感性とは噛み合わなくて居心地が悪かった・・・。どうも「エターナル・サンシャイン」以外のミシェル・ゴンドリー作品とは相性悪いっぽい。