家族最後の日 [Kindle]

著者 :
  • 太田出版
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感想 : 3
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感想・レビュー・書評

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  • 前作「かなわない」より、文章がこなれており読みやすい。一定のトーンが続き、感情の抑制がきいているように感じるのは、子供さんの幼い大変な時期を脱したことなどもあり、ご本人の生活が比較的安定したことや、長文でまとめられているからだろう。

    作者が親父さんのことを嫌っているのは分かるのだけど、あまり人となりが伝わらないので、どこがクリティカルなんだろう、と思う。マッチョなところなのかな。
    お母さんの方は、合わなかったところは伝わるのだけれど。

  • まだまだ手のかかるウチの子たち。仕事で会えない時もあるけど、一緒にいられる時間を大切にしようと思った。パパ、パパってまとわりついてくる時間はアッと言う間に終わっちゃうんだろうなぁなんてぼんやり考えた。

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著者プロフィール

植本 一子(うえもと・いちこ):写真家。1984年、広島県生まれ。2003年、キヤノン写真新世紀で優秀賞。2013年から下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」をかまえる。主な著作に『愛は時間がかかる』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』『台風一過』『うれしい生活』『家族最初の日』などがある。

「2024年 『さびしさについて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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