アイデア大全 [Kindle]

著者 :
  • フォレスト出版
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感想・レビュー・書評

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  • 著者の博識ぶりに驚かされる。
    Kindle版だと読みにくかったが紙だと違うのか?

  • 読書猿さんの縦横無尽かんはたまらない

  • 図書館で借りて読みましたが、この本は借りて読む本ではなく、買って手元に置いておくべき本だと思いました。とても参考になりました。

  • 「ノンストップ・ライティング」の解説にある、

    怖い考えやヤバイ感情に突き当たったら(高い確率でそうなる)、「ようやくおいでなすった」と思って、すぐ飛びつく

    の一文が最高にクール。

  • もやもやと気づき、試行を言語化することがアイデアの起点になりそう。

  •  オーディオブック。独学大全を聞き終えたから同じシリーズで!と思ったけれど、これは本があって初めてわかる本かもしれない。
     アイディアを出すための手法が読み上げられるが、実際にやるときに聞きながら進めるには時間が短い、けれど、附属のPDFにはやり方は記載していない(あたりまえだけどね)。
     独学大全は手元にあったから聞きとおせたけど、物語とかではない実用書系は手元+サポートとしてのオーディオブックなのかもしれない。

  • 創造とブレイクブレイドを生み出す42のツールを集めた本

    01 バグリスト
     現実と理想(自分の)のギャップをリスト化して改善、解決のネタにする
    02 フォーカシング
    03 TAEのマイセンテンスシート
    04 エジソンノート
     とにかく自分が思いついたことをノートに書いておき、時折読み返す書いてあるアイデアが役に立ったことがあったらそのことも書いておく。
    05 ノンストップ・ライティング 
    06 ランダム刺激
    07 エクスカーション
    08 セレンディピティ・カード
    09 フィンケの曖昧な部品
    10 ケプナー・トリゴの状況把握
    11 空間と時間のグリッド
    12 事例-コード・マトリクス
    13 P.K.ディックの質問
    14 なぜなぜ分析
     トヨタの有名な原因を探索する方法
    15 キプリング・メソッド
     有名な5W1H
    16 コンセプト・ファン
    17 ケプナー・トリゴの問題分析
    18 仮定破壊
    19 問題逆転
    20 ルビッチならどうする
    21 ディズニーの3つの部屋
    22 バァーチャル賢人会議
    23 オズボーン・チェックリスト
     アイデアを増殖させる方法
    24 関係アルゴリズム
    25 デペイズマン
    26 さくらんぼ分割法
     既成のアイデアを改善したいとき使える
    27 属性列挙法
    28 形態分析法
    29 モールスのライバル学習
    30 弁証法的発想法
    31 対立解消法
    32 バイオニクス法
    33 ゴードンの4つの類似
    34 等価変換法
    35 NM法T型
    36 源内の呪術的コピーライティング
    37 カイヨワの<対角線の科学>
    38 シソーラス・パラフレーズ
    39 タルムードの弁証法
    40 赤毛の猟犬
    41 ポアンカレのインキュベーション
     煮詰まったときは一旦はなれて休憩をとると思わぬ解決方法を見つけることができる
    42 夢見
     寝ているときに思いつく。一番いい方法

    ときどきメンタルブロックという言葉が出てくる。怖そうな言葉だ。

  • 人文学の任務とは、人が忘れたものや忘れたいものを、覚えておき/思い出し、必要なら掘り起こして、今あるものとは別の可能性を示す

  • 考え方は、人類の最大の武器のはずなのに、
    それを体系的に整理した本は少ない。
    本書は、その稀有な本。

    考え方の方法やツールを、
    分析の目的によってカテゴリ分けし、
    出典、用途、手順、派生情報や応用例、他のツールとの関係などについて、整理してある。

    ここまで広範に、かつ体系的に整理したツール集は、
    見たことがない。

  • はてブでもおなじみ読書猿の本。古今東西の様々なアイデアを出す手法と、それにまつわる話が集められている。何かネタを出す必要があれるがどうすれば、という時に本書を読めば何かしら使える方法と出会えるはず。

    アイデアとかイノベーションというものは、本質的に新規であるのではなく、既存の何かを組み合わせたり発展させたものであるとよく言われる。本書を読むとそのことがよく分かる。物事を要素に分解し、異なる組み合わせで再構成していくうちに、使える新しいものが生まれるのだ。

    なのでアイデアを生み出すポイントは、いかに多くの要素を出せるかと、それを上手く組み合わせることができるかとなる。それが分かれば、自分にあったアイデア創出法を作ることもできるはずだ。

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著者プロフィール

読書家。正体不明。メルマガ「読書猿」で書評活動を開始し、現在はブログでギリシャ哲学から集合論、現代文学からアマチュア科学者教則本、日の当たらない古典から目も当てられない新刊までオールジャンルに書籍を紹介している。著書に『アイデア大全』(フォレスト出版)、『独学大全』(ダイヤモンド社)など。

「2021年 『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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