ワイルド わたしの中の獣 [DVD]

監督 : ニコレッテ・クレビッツ 
出演 : リリト・シュタンゲンベルク  ゲオルク・フリードリヒ  ザスキア・ローゼンダール 
  • Happinet
2.36
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953088238

感想・レビュー・書評

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  • あーこれってわたしの勘違いかもしれないけど、隠れフェミ映画?
    屋上での上司のひとこと
    「俺のうちにくるか?犬小屋でも買ってやるよ」
    に、『こいつ何にもわかってねーな』とムカついた。
    オオカミ=女の中の野生っちゅうことで。

    でも宣伝にはオオカミとの純愛とか書いてあるし。
    違うかも。

    監督はニコレッテ・クラビッツという女優さん。
    『バンティッツ』という(ブルース・ウィリスのじゃないほう)大変かっこいい脱獄ロック映画にでていた人らしい。
    自らが演者のわりには、主演女優さんに体当たり演技を要求するなあ。

    オオカミを演じたのは実はオオカミではなく、オオカミの遺伝子を受け継いだ、調教されたオオカミ犬だそう。

  • 普段抑圧されている欲望や固定概念からの解放が描かれたように感じた。
    時々銃を撃っていたのは何かの伏線だったのか、それとも主人公の趣味なのか?急にお金を無心したりその様子を見て笑みを浮かべる男性の心情等、よく分からない所が多々あった。
    本物の狼を使ってこの作品を作り上げたスタッフさんや俳優さんの方々には拍手を送りたい。

  • 犬を愛してるけど性的な目で見たことはない。でも妙に気になったので聖なるズーを読むに至った。

  • WILD
    2016年 ドイツ 97分
    監督:ニコレッテ・クレビッツ
    出演:リリト・シュタンゲンベルク/ゲオルク・フリードリヒ/ザスキア・ローゼンダール
    http://www.finefilms.co.jp/wild/

    美人なのに地味なOLアニア(リリト・シュタンゲンベルク)は職場と自宅を往復し、休日は入院中の祖父の見舞いに行くだけの単調な日々。職場の飲み会に参加しても大して楽しくないし、たまに電話するリア充の妹ともさほど気が合うわけではなさそう。ある日彼女は、近所の自然公園で、狼を目撃する。なぜかこの狼に一目で執着した彼女は、仕事そっちのけで狼を捕獲しようとし…。

    狼と人間のラブストーリー、もうちょいファンタスティックな感じかなと思っていたら(澁澤龍彦の「犬狼都市」的な)、わりと現実的なお話でビックリ。いや起こっていること自体は現実ではありえない突拍子もないお話なのだけど、狼捕獲作戦の具体性などが、観念としての狼ではなく、あきらかに現実の存在としての狼に対するものだったので。

    ひとつ違和感をおぼえたのは、その必死の狼捕獲作戦について。アニアが狼に恋をする、彼に近づきたい、と思ったときに、まず捕獲して閉じ込めるという発想になるのは、野性動物に対して非常に失礼じゃなかろうか。マンションの一室に閉じ込め、凶暴な狼とどうにかお友達になろうとするアニア。傷だらけになりながらも、狼にバター犬的なことをさせるまでは成功する。これって野性を「飼いならす」ことにほかならず、文明人の生活の中に野性を取り込もうというのはちょっと身勝手じゃないのかしら。

    もちろん結果的に、狼は大人しく飼いならされたままでなどいない。むしろアニアのほうが、どんどん野蛮に、野性化していく。マンションの管理人からは騒音悪臭苦情、職場はさぼりっぱなしで心配されるが、アニアはおかまいなし。ついにアニアに好意を抱いてるようだが言動が少女マンガ的幼稚なツンデレおじさん上司ボリス(ゲオルク・フリードリヒ)を狼が噛み殺す事件が起こり、アニアは狼を連れて荒野へ逃げる。

    文明世界を捨て、狼と共に這いつくばって水たまりの水をすすり、狼が捕まえた小動物を分けてもらって飢えをみたし、アニアは満足げに微笑むのだった…。

    とにかくアニアがどんどんヤベエ人になっていく過程が怖い。よっぽどストレス溜まってたんだなあ。そして周囲がどれほどハラハラしても、自分の中の野性を解放していくのは当人にとっては気持ちよくて仕方なく、もはや止められないものだったのだろう。現実的にはあのまま狼と生きていけるわけはないのだけれど、人間関係、社会常識、全部捨ててもうどっか行っちゃいたい!という気持ちは私にもわかるし、アリアはふっきれて良かったねえという気持ちにはなりました。

  • どうしてそう結びつく…。

  • 単調な日々を送るアニアは ある日 自宅前の森でオオカミを見かける。
    オオカミに惹かれたアニアは捕獲し、手懐けようとするが、やがて彼を恋人のように感じるようになり・・・。

    目覚めたのは野生よりもむしろ変態!!

  • 野性に目覚めるお話でした。
    面白そうな設定の割にもう一味足りない感じがします。
    そして懐くのあっさりすぎない?っていう・・・

  • 面白くない…50分で観るのやめた。
    話は冗長だし、登場人物の感情がよく分からんし、肉やウサギのくだりとか見ても精神病んでる風にしか見えない。

    “オオカミに心を奪われた女性が野生化していく様を描いたラブサスペンス。職場と自宅の往復で無機質な毎日を過ごすアニアは、ある日、自宅マンションの前に広がる森で1匹のオオカミを見掛ける。それ以来、彼女はオオカミに激しく惹かれていき…。”

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