終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか? 第1巻【限定版】Blu-ray

監督 : 和田純一 
出演 : 新井良平  田所あずさ  Machico  上原あかり  井上喜久子 
  • KADOKAWA / 角川書店
3.25
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本棚登録 : 15
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111907059

感想・レビュー・書評

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  • 全話視聴済み。
    最終回で思わず感嘆。クトリふっかつからの戦闘描写と劇中歌のマッチング、ここの勢いにやられてしまった。ワンクールアニメの12話でここまでカタルシスを表現できるのほんとすごい。とはいえ全部描ききった感じではないらしく、まだ消化不良感もその後の描写であるにはあるけど、限られた話数でものすごく丁寧に話が進んで行った印象。なんとなくこうなるんだろうなぁと王道的な展開を期待しつつ、それが違和感なく進んでくのが「うわぁアニメ見てる」ってなった。もちろん、いい意味で。
    劇中歌とかストーリーとか、ゼノブレイド的情緒があって個人的にはものすごく好み。昔の自分が影響を受けて、書きたいって思ったストーリーはきっとこの作品みたいなやつだと思う。だからなんかノスタルジックな気分にもなった。こーゆー作品に全力で向き合ってた自分が嬉しくもなった、ということ。
    「兵器」であるヒロインたちは、自身の命を躊躇しない。みんなを守るのは自分たちの役目であると信じ、妖精の門を開いて自爆特攻する。エルフェンリートほどでは無いけど、この理不尽な設定がまず好み。あと純粋に流血表現が結構、それも綺麗に描かれていて、血が顔にこびりついた戦う女の子を見れたという嬉しさ。
    次、まどマギ的な、「自分達を苦しめる敵の正体は、実は同胞だった」という現実に葛藤するヴィレムの描写。これも絶望度が高く、救いようがない(だからなお良い)。
    このことに気づいたヴィレムは直後、クトリにプロポーズをするけど、それは人間たちに見切りをつけてクトリ達の方に乗り換える非情な選択のようにも感じたけど、よく考えたらそれはたぶん間違いで、ヴィレムは「彼女たちを苦しめているのは自分たち人間なんだ」という罪の意識から、「お前を幸せにしてやる」って言ったんだろうなぁ。それが贖罪になるというか。
    って考えると後にヴィレムが自己反省するみたいに、結局はクトリのことを「自分を満たす(納得させる)ための存在、あるいは器」としてしか見ていなかったと言うこともできる。この感情は、僕も一男性として女性に向ける期待的なものとして、同情できなくもないんだけど、でもやっぱりその器となる女の子の側からしてみればすごい切ないよね。最後にクトリは自分を「誰がなんと言おうと、わたしは世界で一番幸せな女の子」って笑顔で言うけど、やっぱり悲愴的すぎる、純粋すぎるよこの子、だからちょっと納得できなかったりもするのかも。
    でもその純粋さ、わがままさが、恋というものをを生み出して、わがままどうし、強く結びついて、幸せを感じることができるんだと、個人的には思う。

  • オーディオコメンタリーの担当はヴィレム役の新井良平、クトリ役の田所あずさ、映像特典に「PV1(海外版)」と「振り返り上映会1」(第1話、第2話。田所あずさ出演)、特典冊子で
    脚本集と絵コンテブック、ドラマCD「しょーとしょーと詰め合わせ」収録。

    オーディオコメンタリーで分かったけど、1話のタイトルロゴが青から赤に変わる演出になってるのか!

  • 原作気になってたのでアニメを観た。
    ファンタジー版マージナルオペレーションかな、と思ったけどもうちょっと情緒的だったか。
    続きがありそうだけど、あるなら気になるけど、あんまり売れた感じでもないからどうかな…。

    不死の大賢者が旧友に再開して「わし」しゃべりから「僕」になるの好きだな。
    たぶん原作では表現しきれなかったであろう、妖精たちの羽根の表現が綺麗で良かった。

  • 悲しくて暗いけど良かったです。タリスマンの集合で剣が形作られていたりとか細かいガジェットも面白かったです。

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