本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (212ページ)
感想・レビュー・書評
-
宮沢賢治が農学校の先生だったり、作品もいくつか読んではいたが、その人柄を知ることはなかった。コミックながら、魚乃目さんらしく、人となりがよく伝わってくる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絵柄は『釣りバカ日誌』あたりを思わせるような、非常に朴訥な感じで、宮沢賢治という人物を表現するのにあっているような感じもする。
「アメニモマケズ」の印象から、玄米菜食のようなイメージだけど、実は結構グルメだったという話は、大分昔に読んだ本に載ってた気がする。それを、具体的に絵で見せてくれるのは、やっぱり漫画ならでは。時にはお代わりまでもして、その美味しそうな顔と言ったら・・。
この後で読んだ『宮沢賢治が面白いほどわかる本』に、賢治はユーモアを忘れなかった・・と書いてあったけど、いろんな人との別れもありながら、随所にそんなユーモアをうまく出してくれてるのも、この絵柄の漫画という表現が成功しているってことなのかもしれない。
全2件中 1 - 2件を表示