憧れの作家は人間じゃありませんでした (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • また楽しい世界に出会ってしまった一冊。

    タイトル通り、思い焦がれる憧れの作家さんは人間じゃなかったというぶっ飛んだ設定。

    人ならざる者の存在。
    それが関与する事件を処理する異捜。

    この作家さんが描くとすんなり受け入れられて、入り込めちゃうから不思議。

    人間とそれ以外の人との共存の崩れから異捜の必要性まで実に理にかなっていて、ストンと腑に落ちるし、とにかく楽しいのが良い。

    せつない想いを背負ってる御崎といい、一生懸命なあさひといい、みんな魅力的。

    夏樹くんはイメージが良い方向へと変わったし、オネエキャラの高良が好き。

  • またすごい設定だ。周りに自分のことをわかってくれる人がいるって心強いだろうな。いい結末になりそう。

  • ・永遠の命と引き換えに人間界では不都合な吸血鬼となる
    ・別の生き物であっても相手を大切に思う気持ちは変わらない。愛しい相手であれば守りたいと言う思いが自然と湧いてくる
    ・大切な人を守りたいと思う力は強大

  • 准教授・高槻彰良の推察の作者さんの別シリーズの第1巻。これを読むきっかけは、作者ご本人の今kindle unlimited対象になってますというツイートを篠原悠希さんがリツイートしてたのを見たこと。
    憧れの作家が人間じゃなかったらなんだったのかと思ったら吸血鬼(バンパイア)だった。バンパイアと言えば昔のUSのドラマBuffy the Vampire Slayerが大好きだったなぁ。あれではバンパイアは完全に人類の敵だったけど、御崎禅は警察に協力して人ならざるものが関わる事件を解決するという。まぁBuffyでもAngelとかSpikeとかいたけどな。
    実は一般的な吸血鬼の設定って余りちゃんと知らないことに気付き「ドラキュラ」でも読んでみようかと思った。あっちも今kindle unlimited対象だったはず。
    御崎禅がなぜ吸血鬼になったのか、なぜ作家をやってるのかまで、丁寧に設定されていて面白かったけど、予想してたようなミステリー風味は薄いかな。

  • 吸血鬼でした!

    にゃーたがね、気になるのよね。
    絶対ただの猫じゃないって。
    2号に乗り移ってそう。

  • 題名通りです。
    奇抜さがない分、安心して読めたかな。

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著者プロフィール

神奈川県横浜市出身、在住。2016年に『憧れの作家は人間じゃありませんでした』で第2回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》を満場一致で受賞し、デビュー。同作はシリーズ化され1~3巻を数える。21年夏、「准教授・高槻彰良の推察」シリーズが実写ドラマ化され話題に。キャラクター文芸界再注目の作家。

「2023年 『憧れの作家は人間じゃありませんでした4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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