POPEYE(ポパイ) 2017年 7月号 [お邪魔します、京都。]
- マガジンハウス (2017年6月9日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
- / ISBN・EAN: 4910180290770
感想・レビュー・書評
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積読雑誌を消化。ひつじ、六曜社地下店、大極殿本舗 六角店、切通し進々堂、誠光社、ロク、ますたに本店、志津屋のカルネ、四条河原町、芙蓉園、郷土玩具平田、河井寛次郎記念館、ディーアンドデパートメント京都、船岡温泉、京都タワー大浴場、ナインアワーズ京都、ザパレスサイドホテル、糸仙、蛸長、京都サンボア、フランソワ喫茶店、きんせ旅館、境内北門前カフェ進々堂、ホホホ座浄土寺店、京都市動物園、衣笠温泉、琴ヶ瀬茶屋、京都国際マンガミュージアム、ロームシアター京都、祇園NITI、本家第一旭たかばし本店、ぎをん常盤。
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特集は「お邪魔します、京都。」
年に1度ほど、HanakoやOzマガジンで必ず登場する京都特集号。
それらは当然、この雑誌のターゲットである女性に向けての物なので、取り上げられるのものの多くはキラキラスイーツ、小洒落た雑貨、お洒落カフェでランチ、木漏れ日差す寺社の境内で自分探し、なのである(一部筆者の偏見を含みます)。
掲載される写真も彩度低め、ハイキー、一言で言うならインスタ栄えしそうな写真たち、なのである (一部筆者の偏見を含みます)。
一方こちらはPOPEYE。
ターゲット層はシティーボーイ・・・シティーボーイってなんやねんって話ではあるけれども、要はオトコ。
オッサンでも若者でもどっちでもいいけれど、男性向けなのである。
そこには緑寿庵清水も出てこないしクロッシェも出てこないし、そうそう「ほっこり」なんてワードも皆無かな。
代わりにあるのはサウナの梅湯であったり中華そばみみおであったりサンボア(それも祇園・木屋町・京都の三店舗並べて)だったり。
勿論HanakoやOzマガジンに載ってそうなお店も載ってはいるんだけど、あくまでそれらも男目線での紹介。
これまでも、多分40~50代の男性を想定ターゲットにしたような雑誌での京都特集はあったけれど、それらはおしなべて想定ターゲット層がそんなのだから高級店だったり一見さんお断りの店を覗く内容だったり、私くらいの世代にはちょっと敷居が高かった。
その点POPEYEである。
もう、待ってましたというところで、松浦弥太郎が好きな京都の庭を案内するし、(しかもその頁では有名無名様々な寺社仏閣の庭を紹介する中で一件コーヒーショップの中庭が混じっているあたりがニヤリとさせる)、くるりの岸田繁はカルネを評して「かったいパンにうっすいハムと玉ねぎ、ベチョベチョのマーガリン。安くて、いなたくて、ウマイ」という愛に溢れる表現で絶賛し、観光地じゃない普段着の京都を紹介するのに大手筋商店街を「わざわざ京都来て大手筋か」の一文と共に紹介する。
トドメに、ページを捲って千丸の大衆酒場寿海が出てきた時にはひっくり返りそうになったけれども。
文字が細かくてページ数も多くて圧倒的な情報量。
こういう特集を待ってたんだよなぁ、とお腹一杯で読了した -
京都特集。次に行く機会があったら寄りたい場所がいくつか見つかった。最近は出不精も減ってきてるし、もう少し遠出してみたいなあ。
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やっぱりpopeyeの街特集は良い
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ポパイ流京都の見所がギッシリ。
知らない場所も沢山出てきて
また京都に行かねばと。