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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (168ページ)
感想・レビュー・書評
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生まれつき両腕が無い少女の話。ただし主人公の少女がクールで障害に対してもサラッとしており、ちょいちょいギャグも入る。生まれる時にちょっと腕忘れちゃいましたみたいな、学校で筆記用具忘れました、みたいなノリでサバサバとしている。ちょっと特殊な人間関係を読みたい人向け。ただし恋愛とは限らない。
おそらく本作は「障害について考えさせられた」みたいな簡単で受け身の感想を書かせる作品ではない。障害の不自由さやそれに打ち克つことをテーマにした瞬間に、少女は一般人ではなくなり、何処かにいる憐れな娘になってしまう。障害をネタとして出しつつ、敢えて少女の人間としてのストーリーに焦点を当てるというヒネリがあって面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全3巻、読了。
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