リミット (祥伝社文庫) [Kindle]

著者 : 五十嵐貴久

• 祥伝社 (2013年2月20日発売)

感想・レビュー・書評

[マルプーさんの感想 · 2021年10月16日]

深夜ラジオの番組宛にこの番組が終わったら自殺するというメールがくる。番組のパーソナリティー奥田とディレクター安岡は疑心暗鬼に陥る。奥田は番組内で挑発をしつつも自殺を思い止めようと呼び掛ける。番組終了時間が迫る。タイムリミット。しかし、奥田は思いもよらない行動に出る。次の番組にゲストとして参入しリミットを延ばす。安岡はリスナーにこの人物の捜索を呼び掛ける。そして...ラジオはテレビとは違う身近な存在「何の為に、リスナーは仲間だから」安岡の熱量、奥田の行為に心打たれた。８時間の流れを400ページ、面白かった。

[権太さんの感想 · 2019年4月3日]

2019/4/3 Amazon kindle 春のビックセールにて324円にてDL購入。

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子　爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」