後宮に月は満ちる 金椛国春秋 (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 待望の続編がKindle Unlimitedに…!
    数ヶ月前に1巻を読んだけれど、ストーリーを鮮明に覚えているくらい、面白くて読み耽った作品。

    今回もハラハラドキドキ。
    遊圭がどんどん逞しくなって(良い意味でも悪い意味でも…)弾劾裁判で震えながらもちゃんと言葉にする所、事実を曲げずに前を向き続ける所が成長ポイント。
    でもやっぱり明々と凛々と故娘の存在は大きいんだなぁ。
    個人的には玄月は最終的に味方なんじゃないかと期待してしまう。

    とりあえず豆醤は飲み続けた方が良いんじゃないかな…

  • 4.1
    面白いのに、あまり知られてないみたいですね、登録数がとても少ない。3作目を早く読みたいので、進みます。

  • 文句なしに面白かった。

    叔母が新皇帝の即位に伴い、皇后に冊立されたため、「族滅の法」により、一族皆殺しにされた名家の子息遊圭。

    執拗な追跡の手から逃れるため、女装して女官となり後宮に紛れ込む。
    少年遊圭の前に立ちはだかる様々な試練。
    新帝の権威確立のために、彼を利用しようとする若き美貌の宦官陶玄月。
    色々な人の思惑が絡み合う中で、遊圭は見事に皇太后の野望を食い止め、皇帝の実母頓死の謎を解き明かす。

    シリーズ二巻となる本作では、難事件を解き明かすミステリー仕立ての要素もあり、目が離せない。
    加えて、ついに後宮から逃れようとした「女官」遊圭に皇帝から側室としての召し出しが?

    生来病弱であるため、守られることに慣れていた遊圭が後宮で揉まれながら、大人になってゆくプロセスが鮮やかに描かれている。
    思わず彼を応援したくなった。

  • 22/7/18〜20 kindle unlimited
    皇太后の陰謀や豪胆な感じは、八咫烏シリーズの大紫の御前に似ている
    ちょっとなろう系ご都合展開の雰囲気が出てきた
    病弱で薬が手放せないということだったが、麗華の治療や書庫の整理などで忙しくなると、健康な人でも大変そうなスケジュールをこなしていて、不思議に思う
    成長して体力がついたということかもしれないが、1巻での病弱具合から考えると、元気すぎるように思った

    続きが気になる

  • Amazonにお勧めされてつい買ってしまった。

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著者プロフィール

1966年島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。著作に「座敷わらしとシェアハウス」「金椛国春秋」「親王殿下のパティシエール」シリーズ、『狩猟家族』『蒼天の王土』『マッサゲタイの戦女王』『霊獣記 獲麟の書(上・下)』がある。

「2023年 『蒼天の王土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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