3月のライオン【後編】 DVD 通常版

監督 : 大友啓史 
出演 : 神木隆之介  有村架純  倉科カナ  染谷将太  清原果耶  佐々木蔵之介  加瀬亮  伊勢谷友介  前田吟  高橋一生 
  • 東宝
3.48
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本棚登録 : 341
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104108043

感想・レビュー・書評

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  • 2017年
    演技は素晴らしい
    後半、零の心の声がやっと出てきた
    前半は極端に少なかったから対比だろうか
    カットも細かい
    マンガ原作を映画にしようすると仕方がない点ではある

    最後の主題歌は何ですか?
    零がここまで登り詰めたシーンを、せっかく静かなクラッシック音楽でまとめてきたのに、申し訳ないが台無しと感じた

  • 一気見。タイトルの意味が気になって調べてみました。

  • 請求記号:17D135 (館内視聴のみ)

  • 川本家の3姉妹と戦友の棋士たちの温かな支えを胸に、闘いへと飛び込む桐山零(神木隆之介)。
    若手NO.1を決める新人戦、最高峰を決める師子王戦― それは、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神のすべてを賭ける壮絶な闘いだった。 
    ところが、ひなた(清原果耶)がクラスの同級生からいじめにあう事件が川本家を襲い、さらに3姉妹を捨てた父親の誠二郎(伊勢谷友介)が現れ、一緒に暮らしたいと耳を疑う要求を突き付ける。
    一方、幸田家も子供たちが父に激しく反発し、崩壊へと向かっていく。 
    大切な人たちを守るため、強くなるしかない― 新たな決意のもと獅子王戦トーナメントに挑む零。
    トップには、将棋の神の子と恐れられる宗谷名人(加瀬亮)が待ち受けていた。
    羽海野チカの人気コミックの映画版後編。
    ひなたがクラスの同級生からいじめにあったことを知り、ひなたを救おうと奮闘したり、「私はいじめにあった同級生を救おうとしていじめにあったけど、後悔していない」と胸を張るひなたに過去にいじめにあった零が救われ、川本家の3姉妹を棄てた誠二郎から3姉妹を守ろうとしたり、守るものが出来た人間の強さを後藤との対戦で発揮するなど成長していく桐山零。病身の妻が亡くなり、全身全霊を将棋に注ごうとする後藤(伊藤英明)。後藤に棄てられるが、父に励まされ望みを捨てないと決心する香子。将棋の盤面に打つ刹那に望みを命を懸け、その刹那に絆を結び生きる棋士の生きざまと苦闘が、前作よりも丁寧に描かれています。
    エンディングに流れる藤原さくらの「春の歌」が、爽やかな余韻を残します。

  • Netflixにて。原作でもそうだったのだけど、ひなちゃんのところツライんですわ。加瀬亮は萌え。

  •  将棋の闘いについては,予想どおりの展開。
     零は,お世話になっていた育ての親のいる家庭,今,友だち付き合いをしている3姉妹の家庭などから,いろんな影響を受けて,少しずつ自立をしていく。若者っぽい勇み足もあるけれども,それも,自分の成長の糧になるんだと思う。
     心に残ったのは,3姉妹と元父親との遊園地の場面。そう来るか! そして,この3姉妹は強い。でも,前途は多難。末っ子が可愛いわ。

  • ひとりの人間として成長していく様が、丁寧に描かれていた。
    出てくる人が優しい人々が多く、勇気を貰える作品だった。

  • 原作の熱量がそのまま映像になっている素晴らしい映画。
    前後編を一気に通しで鑑賞することをお勧めします。

  • 2017年 日本 139分
    監督:大友啓史
    原作:羽海野チカ『3月のライオン』
    出演:神木隆之介/倉科カナ/清原果耶/新津ちせ/有村架純/染谷将太/佐々木蔵之介/加瀬亮/高橋一生/伊藤英明/中村倫也/豊川悦司/伊勢谷友介

    前半は、多少のエピソードのカットや時系列入れ替えはありつつも原作ベースだったのに、後半急にオリジナルエピソードをがんがん盛り込んだあげく原作の大事なエピソードを改変してきて大ショック。ひどい…。私見ですが、大友啓史監督って「るろ剣」実写化も1作目は良かったのに続編が最悪でなんでこうなった!?って思ったけど、全く同じ展開でした…。

    序盤、宗谷名人と零ちゃんの対戦、不思議ちゃん宗谷名人のある秘密を零ちゃんが知るエピソードが単に島田さんに教えてもらうだけでになってたのもちょっとしょんぼりだたけど、そこはまだマシなほう。

    ヒナちゃんのイジメ問題も、尺の問題で多少端折られるのは仕方ないし、彼女が「後悔してない」と言い切る名場面は原作同様泣けたので、そこは悪くなかった。ちほちゃんのその後、高橋くんの存在がスルーされたのも映画の尺では仕方ない。ただ修学旅行の鴨川の場面は入れてほしかった。あれがあるとないとで、零ちゃんに対するひなちゃんの信頼度は全然違ってくるし。

    そして最悪だったのは、川本家の父・妻子捨男のエピソード。伊勢谷友介は正直ミスキャストだと思ってましたが(いい男すぎるので)そこは演技力でカバーしてて流石だったけど、年齢的に倉科カナの父親は無理がありすぎる。羽海野先生がとくに彼のファンだという話は聞いたことがないけど、ハチクロ実写映画の森田先輩といい、羽海野作品に彼を出演させなきゃいけない何らかの裏事情でもあるの?どうしても彼を出したいなら、せめて後藤役でしょう。

    原作の妻子捨男の何が怖いって、パッと見ごく普通の無害そうなおじさんなんですよ。とくに女性にモテそうにも金遣いが荒らそうにも見えない。その普通のおじさんが口を開くとものすごいエゴイスティックなことを、しかも笑顔で、なんの悪気もなく言ってくるというのがものすごい恐怖だったわけで。私がキャスティングするなら小日向さんか木下ほうかだな。映画はそういう妻子捨男のモンスター感を描ききれていなかったし、零ちゃんが勝手に暴走して三姉妹にドン引きされる展開。あげく家族の問題だから帰ってくれとあかりさんに言われてしまう。

    原作では、いつも三姉妹に救われていた零ちゃんが、今こそ自分が役にたつ番、と張り切り、そしてそれをきちんと成し遂げるエピソードだ。もちろん空回りしたり、その場しのぎでひなちゃんを婚約者よばわりしてびっくりさせたりもするけど、こういうのは笑いの要素で、零ちゃんは第三者として客観的な行動で妻子捨男をちゃんと撃退するんですよ。

    それなのに映画は、これをただの零ちゃんと三姉妹が気まずくなり、「もう将棋しかない」と言わせるためのエピソードにしてしまう。三姉妹は妻子捨男と遊園地で過ごすなどして、最後にあかりさんが「これは最後の思い出作りでした。あなたとは一緒に暮らせません」そして父親にビンタ!

    これは脚本の問題で倉科さんのせいじゃないけど、あかりお姉ちゃんが強すぎるんだよなあ。この強さがあるなら、なんでヒナちゃんのイジメ問題のときはあんなメソメソしてたの?原作では逡巡するお姉ちゃんの代わりに妻子捨男をばっさり切り捨てるのはヒナちゃんだ。それが姉妹の役割分担(やさしすぎるお姉ちゃんと、しっかり者のヒナ)なのに、キャラがブレブレ。

    あげく零ちゃんは全部解決してから川本家を訪れ「勝手に暴走してみんなを傷つけてごめんなさい」と謝罪。三姉妹が零ちゃんに謝らせるなんて考えられない。神木くんの演技は素晴らしかったけど、え、なんでこの件で零ちゃんが謝罪?ってモヤモヤして、見てるのがとても辛かった。後編でやっと三姉妹の出番が増えたと思ったらこの改悪。ひどすぎる。

    そして相変わらず、香子=有村架純のゴリ押し。有村架純ちゃんのことは好きだし、複雑な香子役をよく演じていてそこはいいんだけど、とにかく作り手の忖度なのかなんなのか、香子と後藤、さらに幸本父と家族についてのオリジナルエピソードが多すぎて、それならその時間で原作から端折ったエピソードいれられたよね?って気持ち。まだ完結してない原作を二部作とはいえ映画の尺に収めるため省かれるキャラやエピソードは仕方ないと思ってたけど、こんなにオリジナルエピソード盛り込まれたんじゃあねえ…。

    原作ではまだ後藤の奥さんは亡くなってない(私コミックス派なので連載のほうは知らないけど)のに、とっとと死なせてしまい、またお葬式。後藤に捨てられてブチ切れる香子。後半の山場は零ちゃんと後藤の対局。負けた後藤を待ってる香子。「どうしてあんたが負けたかわかる?私を大事にしないからよ」なんだこの茶番。これでは結局、奥さん亡くなったから不倫だった二人がめでたくハッピーエンドという安易なオチにしかならない。

    無駄に多い幸本父トヨエツの出番、あげくラストは、宗谷名人との対局が決まった零が、引きこもりになってしまった歩にその獅子王戦のチケットを渡す。意味わからん。歩が引きこもったのは零ちゃんへの劣等感が根っこにあるのに、その零ちゃんが自分の成功の証ともいうべき獅子王戦チケットを歩に?それで引きこもりが出てくると?もうアホらしすぎて…。

    もうほんとに色々ガッカリして打ちひしがれているところへ、エンドロールで流れる藤原さくらがカバーする変なアレンジのスピッツ「春の歌」…なんでスピッツじゃないの!?カバーじゃなくて原曲でいいじゃん。あ、藤原さくら、アミューズだ…事務所忖度、神木くんのバーターみたいなもんですね。ほとんどの主要キャストは熱演だっただけに、原作のエピソード改悪が本当に残念でした。原作読んで口直ししようと思います。

  • 後編になると、ひょんなことから交流が始まる川本家のひなちゃんのトラブルとか、家族問題に顔を突っ込んで、将棋の話からちょっとズレるところが、もたつく。後藤との勝負の時に、自分の幸せにやっと気づくところは凄く良かった。将棋の世界だけじゃなく、プロの世界は厳しいなぁと思ったし、何でも、1人で成し遂げているわけじゃないことに気付ける作品だった。

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