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感想・レビュー・書評
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クラスで酷いイジメに遭っていた中学3年生の藤沢彩菜は、ある決意をする。「クラスメイト全員に同じ地獄の苦しみを味わわせてやる」――見え隠れするイジメの首謀者。
黒幕は親友なのか、それとも……全員狩るまで終わらない――28人のクラスメイトへの命がけの復讐が始まった。
「バトル・ロワイヤル」以降学校を舞台にしたデスゲームものが流行ったが、これもその1作で、デスゲーム+いじめ復讐ものというところ。
最初は、カツアゲ、強姦、暴行などあらゆるいじめの被害者である藤沢彩菜が、自分にいじめをした加害者や止めなかったクラスメートなどクラスメート全員を破滅させるために、ターゲットの人間関係や弱味を利用して破滅させていくいじめ復讐もの。
だが、途中でいじめの首謀者と思われたかつての親友塚本美穂や常盤蓮の知られざる真意や真相が、次第に明らかになり、いじめの真の首謀者が明らかになると、復讐する者同士の対決になっていくのが、クラスメート同士の嫉妬や友情や片想いや欲望が絡んで深く描いていて、復讐の連鎖が行きつく先にある荒涼とした救いのない結末が、「いじめダメゼッタイ」ということをどんなきれいなスローガンより説得力あり心に響くデスゲーム復讐もの。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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